神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

【VEA】米国以外の先進国に投資できるバンガード社の低コストETF。経費率は0.05%!

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おはようございます。

VEA(バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF)は、「米国以外の先進国」に広く分散投資が可能な低コストETFです。

FTSE先進国オールキャップ(除く米国)インデックスへの連動を目指したバンガード社のETFになります。

経費率はわずか0.05%で、ETF純資産総額は718億ドル(約8兆円)ですから、非常に優秀ですね。

カナダ、欧州、アジア太平洋地域の先進国の、大型・中型・小型株約3700銘柄にまとめて投資をすることが可能です。

VEAはVTI(米国株)やVWO(新興国株)の影に隠れてあまり目立ちませんが、ポートフォリオの一定割合は保有しておきたい銘柄です。

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【VEA】米国以外の先進国に投資できるバンガード社の低コストETF。経費率は0.05%!

以下、VEAの詳細を見ていきます。

VEAの国別構成比率は?

VEAの国別構成比率を見ていきます。

我らが日本がナンバーワンで、その後に英国、カナダ、フランス、ドイツ、スイス、オーストラリアなどが続きます。

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VEAを構成する先進国の大半は、今後少子高齢化が進行する成熟国です。

高度経済成長期の日本のような爆発的な経済成長は望めないかもしれません。

その中で、カナダやオーストラリアは、先進国の中では数少ない人口増加国ですので、米国以外の先進国へ投資をする場合には絶対に外せないと思います。

 

VEAの保有上位10銘柄は?

VEAの保有上位10銘柄には、ロイヤル・ダッチ・シェルやネスレ、サムスンなど、世界を代表する有名企業が名を連ねます。

 

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日本からはトヨタ自動車が第7位にランクインしていますが、トヨタ自動車ですら純資産総額に占める割合はわずか0.8%です。

上位10銘柄が純資産総額に占める割合は9.9%にすぎませんので、いかに広く分散投資されているかが見てとれます。

 

VEAの過去のリターンは?

VEAの過去のリターンをVT、VWO、VTIを比較します。

以下はリーマンショック前の2007年〜現在の取引値の推移で、配当は含みません。

赤がVEA(パシフィック+欧州)、紫がVT(世界全体)、緑がVWO(新興国)、水色がVTI(米国)です。

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(画像はYahoo financeから引用)

 

VEA、VWOは未だリーマンショック前のピークの株価に復活しておらず、苦戦していますね。

特に、2010年〜2016年ごろのリターンでは米国市場に大きく水をあけられました。

VTが2010年〜2016年頃にVTIと大きな差をつけられたのは、VEAやVWOが足を引っ張っていたからですね。

逆に、ここ2年ほどはVTIとVTのリターンはほぼ近似しています。

ひと目でわかるように、米国市場の株価は10年近くに渡って右肩上がりに上昇しているので、割高に突入しているという声も耳にします。

上のチャートを見る限りは、VEAやVWOは割安なまま放置されていますが、「割安なものには割安な理由がある」と考えるべきなのか、悩むところですね。

 

VEAの類似商品にはEFAがありますが・・・

VEAと同じく、「米国以外の先進国」に投資をするETFの一つにEFAがあります。

EFAは「iシェアーズ MSCI EAFE ETF」という商品で、MSCI EAFE インデックスへの連動を目指したETFです。

VEAとの主な違いは、韓国を先進国として含むか含まないかです。

とはいえ、VEAの中で韓国の占める割合は4.7%程度ですので、両者のパフォーマンスに大きな差はありません。

 

以下のチャートの青がVEAで、赤がEFAです。

VEAの方が若干パフォーマンスがよいですが、大差はありませんね。

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(画像はYahoo financeから引用)

 

一方、VEAの経費率は0.07%、EFAの経費率は0.32%と0.25%もの差がありますので、長期保有を前提とすればVEA一択でよいと思います。

EFAの経費率0.32%ですと、今どき国内の投資信託よりも高い手数料になりますので、日本の投資家が積極的に購入する理由はなさそうです。

 

まとめ

米国以外の先進国株式市場に広く分散投資を検討する場合には、VEAが最もおすすめです。

VEAの株価はリーマンショック前のピークを未だに超えることができず、米国市場との差が開く一方ですが、今後の巻き返しがあるか注目ですね。

私自身はVTを通じて間接的に先進諸国に投資していますので、今後大きくVEAを買い足す予定はありませんが、期待しています。

 

【SBI証券】

SBI証券と楽天証券の2つの証券口座は絶対に開設しておきましょう。

特に米国株・米国ETF投資を検討している方はSBI証券が必須でしょう。

 

こんな記事も書いています。

世界分散投資を検討する時に、時価総額加重平均の資産配分に不満がなければVT一本にした方がシンプルになります。一方、VTI、VEA、VWOを組み合わせることでアレンジの幅は広がりますね。

www.churio807.com

 

おすすめETF5選です。VTを保有しないのであれば、「VTI+VEA+VWO」の組み合わせがよいでしょう。

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楽天バンガードの商品に「楽天VEA」がないのは中途半端ですね。VTやVTI、VWOの方が需要があるという判断でしょうか。

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