おはようございます。
近年、「脱社畜」や「アーリーリタイア」という言葉を耳にすることが増えました。
私自身は、今の職場に恵まれているのか、神経内科医が自分に向いているのかは分かりませんが、幸い仕事を辞めたいと思ったことは一切ありません。
多くのサラリーマンにとって、職場で過ごす時間というのは人生の中で一番長くなることが多いです。
ですから、仕事の時間が充実しているか否かは人生の質に直結しやすいですね。
現実的に難しいことも多いですが、「社畜」にならずに会社を自分の成長のためにうまく利用できると人生の幅が広がる気がします。
「社畜」や「アーリーリタイア」ではなくポジティブな理由で仕事を続けたい
幸い、今の仕事が自分に向いていて気に入っている
医師の場合は、病院で勤務することの大きな目的の一つに自分の専門医としてのスキルを磨くことがあると思います。
臨床の現場に10年も身を置きますと、研修医の時ほどの急成長は望むべくもありませんが、現場から数年間離れると臨床の感覚が失われますので、辞めるのは怖いですね。
幸い、私の場合は神経内科医としての仕事が好きですので、臨床が一切苦になりません。
まだまだ根治が難しい疾患が多い神経内科ですが、以前と比べると治療の選択肢や社会的サポートの選択肢が増えてきました。
また、地域によっては神経内科の常勤医が一人もいない地域もあり、そういった地域にたまに応援で外来をしに行きますと、こちらの想像以上に感謝されます。
日本は人口減少社会ですが、高齢者の数は今後しばらくは増加が予想されておりますので、まだまだ神経内科医のニーズが減ることはなさそうです。
やりがいのある仕事でお金を儲けて、それで自分の趣味である投資を思う存分できるのだから自分は恵まれているなと常々実感します。
趣味の投資が思う存分できなくなるのは自分にとって大きなストレス
不動産、ブログ収入、株式配当など徐々に収入の分散化が実現してきていますが、やはりメインストリームが医師としての給与収入なのは間違いありません。
私の場合、投資は趣味の一つですので、余剰資金がなくなって思う存分投資ができなくなるのは大きなストレスです。
ちなみに、日本円を貯めることには最近あまり興味がなくなってきています。
もちろん、2000万円程度の日本円はストックしてありますが、今は毎月の余剰資金を淡々と外貨建て資産に替えることに徹しています。
日本円が増えるよりも、持ち株の株数が増えていくのを見る方が楽しいですね。
2018年2月に入ってからは株式市況がやや軟調ですが、ここ数年は相場がずっと好調でしたので、毎月毎月総資産額が増えていくのはテンションが上がりました。
2017年のような相場が永遠に続けばいいんですけどねぇ。
逆に、暴落が来るとマネーフォワードの画面を開くのも嫌になりますw
VTやVTIの今後には楽しみしかありません
私のメインの投資先は海外ETFです。
その大半はVTとVTIで占めます。
はっきり言って、この2つの将来には期待しかないですね。
なぜ、日本以外の世界株式市場にコツコツ投資するかというと、米国では下記のようなことがすでに起こっているからです。
フロリダのユニバーサルスタジオのパスは大人2名子供1名で946ドル(約10万円)後進国になった日本の感覚では高いかもしれないけど、これが世界基準!#ユニバーサルスタジオ #フロリダ pic.twitter.com/Obm7UiHLVO
— 澤亜澄 Sawa Azumi (@SawaAzumi) 2018年3月18日
Sawaさんのツイートで初めて知りましたが、フロリダのユニバーサルスタジオのパスは大人2名、子供1名で946ドルとのことです。
これはやばい。。
10万円あれば、USJならば年間パスを購入して余裕でお釣りがきますからね。
そのうち、日本人の旅行客が米国に行ったら貧乏旅行しかできない事態になりますよ。
今でも、ハワイに行くくらいならば沖縄に行った方が同じお金でずいぶん贅沢できます。
日本が、世界から見て年々相対的に貧乏になっていることを実感させられるエピソードですね。
暗号通貨も2018年末にどうなっているか楽しみにしています
ビットコインなどの暗号通貨市場は最近すっかり冷え込んでいますが、こうした誰も見向きもしない時期にコツコツと仕込むのが私は好きです。
Twitterのタイムラインでも仮想通貨のことを目にする機会がぐっと減りました。
1月のバブルのピーク時のように、買い煽りをする人も減りましたのでだいぶ健全化されましたね。
私自身は、少額ではありますが、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)をZaifのコイン積立を利用してドルコスト平均法で仕入れています。
BTCは暗号通貨界の主軸通貨で今のところ替えが効かない存在ですし、ETHに技術で勝る暗号通貨は私の知る限りはありません。
この2つが終わる時は暗号通貨全体が終わる時だと思っています。
最悪、価値がゼロになったらそれまでのことですね。
たいした金額は投資していないので、遊び半分です。
まとめ
「社畜」と思ったこともないですし、「アーリーリタイア」したいとも思わない自分の職場環境に感謝です。
ポジティブな理由で仕事を続けられたら人生の質が大きく向上する気がします。
こんな記事も書いています。
資産とそこから生み出される不労所得が増えれば増えるほど、自分のやりたくない仕事に対してNo!を言いやすくなります。お金に余裕がないとNo!は言いづらいですね。
私の場合、臨床医として超スペシャリストを目指すつもりがありませんので、ほどほどに臨床医をやりつつ副業で収入の複数化を実現し、経済的な基盤を安定させていこうと思います。
サラリーマンとして会社に籍をおくならば、会社の福利厚生は使い倒すつもりでいた方がよいです。大企業や公務員の場合は、オトクな福利厚生が眠っている可能性もあります。