おはようございます。
これからは副業を持つのが常識という時代が来ます。
日本を代表する大企業の東芝ですら何があるか分からない世の中ですから、一つの会社に就職したら後は一蓮托生というのはあまりにハイリスクです。
自分の会社に何かあっても自力で生き抜ける個人の力が求められる時代になってきています。
超スペシャリスト以外の一般庶民には副業が必須科目となる
我々医師も例外ではなく、よほど一握りの超スペシャリスト以外は給料の大幅増は見込めないです。
そして、医者の中で超スペシャリストと呼ばれるレベルを目指すには、努力だけでなく才能も求められます。
つまり、誰でも努力をし続ければその領域に到達できるというものではなく、死ぬほど努力をしたけれども報われないという可能性も高いということです。
特に、私の場合は内科医ですから、医者の仕事を突き詰めて給料大幅アップを目指すというのは難しい気がしています。
今は「 副業禁止」を謳っている会社も認めていかざるを得ないでしょう
「副業禁止」を謳っている会社もまだまだ多いようですが、これからの世の中を生き抜く上では現実的ではないですね。
就職したのが相当ホワイトな会社で、努力して自分の能力を上げ、成果を上げればその分給料が右肩上がりに上がっていく会社ならば話は別です。
しかし、古くからの企業体質というのは一朝一夕には変わらないことが多いですね。
また、日本人の中には「年功序列」「終身雇用」の考えは根強く残っていますから、変化を望まない方もまだまだ多いです。
よって、極端な能力給制度は底辺までは普及しづらいと思います。
あとは、労働者の年齢構成が極端に不均衡なのも問題ですね。
20代〜30代の若者は少なく、50代前後の社員が多い。。
企業の中の高齢化が著しく、流動性が低くなっているのも解決の難しい問題です。
個人の総合力をコツコツレベルアップさせていく必要性が増す
このような問題を総合的に考えますと、本業をどれだけ頑張っても努力に見合うほどの昇給は得られない可能性が高いです。
ではどうやってこれからの世の中を生き抜くかというと、各個人の力をコツコツレベルアップさせていくしかないです。
ここで、ゲームのルールが変わりつつあることをいち早く認識することが重要です。
今までは、「会社の中の競争に勝ち抜く」ことが幸せな一生を送るためのモデルケースでした。
今後は、会社の仕事はそつなくこなしながら、その一方で、一つの会社に縛られることのない個人の総合力がモノを言う世の中になると思います。
経済的に自立することは個人のレベルを高める
お金が何よりも重要・・・とは思いませんが、お金がないと将来の選択肢が狭まることも事実です。
ある程度はお金が充実していないと、どうしても世の中を見る視野が狭くなりますよね。
「なんとしても稼がなきゃ!」となると他の事まで思考回路が回りません。
多くの人にとっていきなり起業・独立するというのはハードルが高いでしょうから、経済的に自立するためには、会社からの給与収入に加え、小さな収入の川を増やしていくことです。
メインの仕事、副業1、副業2、副業3・・・と徐々に増やしていって、どれもそこそこ合格点が取れるくらいに持っていくのが効率が良さそうです。
「なんでもいいからやってみる」習慣が重要になる
一つ一つの副業の規模がどれだけ小さく、すぐに生活を変えるほどのインパクトがなかったとしても、ゼロとイチでは大きな差があります。
ゼロからイチまで持っていくのが結構大変なんですよ。
何も行動しない方はいつまでたってもずっと「ゼロ」のままですからね。
「なんでもいいからやってみる」
こういう習慣がある人はこれからの世の中強いかもしれません。
まとめ
一見無駄かなと思えることも、「なんでもいいから少しやってみる」と違う景色が見えてくるかもしれません。
経済的に独立して、人間としての幅を広げていきたいですね。
こんな記事も書いています。
副収入の一つとして誰でもすぐに手が出せるのはやはり株式投資でしょう。2〜3%の配当でも有るのと無いのとでは気持ちの持ちようがだいぶ変わります。
将来に向けた資産形成はもちろん重要ですが、若いうちはいかに有意義にお金を使うかも考えた方がよいです。私も今20代・独身時代に戻れるならば、もっと思い切ったお金の使い方を考えます。
投資に関するマインドもぜひ子供に引き継いでいきたいですね。その取っ掛かりとしてジュニアNISAは良いのかもしれません。私自身は未だ利用していませんが。。