おはようございます。
久しぶりに105〜106円台まで円高が進んでいますね。
2017年はずっと110円〜120円で推移していましたので、105円というのが随分久しぶりに感じます。
私自身は今回の株式市場の調整で何も購入していませんが、その代わりにドル転のペースは加速させています。
どこまで円高が進むかは私には分かりませんが、コツコツドル転しておくと突然の調整の時にも落ち着いて対応ができそうです。
円高に振れたのでドル転のペースをアップしました!
円-ドルの長期チャートを眺めてみる
米ドル/円 - FXレート・チャート - Yahoo!ファイナンス から引用
海外株投資家であれば、円-ドルの為替は常に気になりますよね。
理想を言えば円高に振れた時にまとめてドル転なのですが、10年以上株式市場に身をおいても未だに為替の動きが読めません。
正直、株価の動きを読むよりもずっと難しいと思います。
今から振り返ると2011年〜2012年の80円/ドル前後というのは絶好の買い場に見えますが、当時の株式市況では強気にドルを買う人は少なかったわけです。
株式市場が好調になってそろそろドルを仕入れるか、という頃には円安に振れていたりするので大変もどかしいですね。
住信SBIネット銀行の外貨積立(毎日)を利用しています
為替はよく分からないので、私は諦めて住信SBIネット銀行のドル積立(毎日)を利用しています。
下記はあくまで一例ですが、
・110円〜120円の時は15,000円/日
・105円〜110円の時は20,000円/日
・100円〜105円の時は25,000円/日
・100円未満の時は30,000円/日
のように円高に振れるにつれて積立額を増やすように運用しています。
本当は上記の設定が全て自動でできればベストなのですが、無いものねだりをしても仕方がないので為替が動くたびに設定を変更しています。
そうすることで為替に影響されすぎず、コンスタントにドル転をしながら海外株投資を楽しむことができますね。
住信SBIネット銀行は3月16日(金)まで為替コスト0銭キャンペーンをやっていますので、圧倒的におすすめですね。
キャンペーン終了後も4銭ですから、他社の25銭を圧倒しています。
外貨を仕入れるならば住信SBIネット銀行一択でしょう。
FXを利用すればより低いコストでドルを仕込めますが、10,000通貨単位からですから、まとまった日本円がないと厳しいですね。
ドル転のペースをアップさせています
ここに来て105〜106円台まで円高に振れましたので、2018年1月は15,000円/日のペースでドル転していたのですが、今は20,000円/日のペースで外貨積立をしています。
2017年と違って、2018年中に一度くらいは買い場が訪れる気がするんですよね。
毎月のETF定期購入は継続しつつ、手元のドルポジションを高めてじっくり待ちます。
いざと言う時にモノを言うのはキャッシュですから。
十分な量のキャッシュが手元にないと、荒れた相場で余裕を持った判断ができなくなりますので注意が必要ですね。
海外ETF投資をするならばドル建てでモノを考えるようにしたい
海外ETFを中心にポートフォリオを組む場合は、いちいち円建てに換算せずドル建てで見ることをおすすめします。
日本国内では日本円の存在は絶対的なもので、米ドルを利用することができませんから、どうしても円建てに戻して資産価値を評価したくなります。
しかし、変に日本円ベースに換算してしまうと、為替の影響がかなり入ってしまうため純粋な成長率が評価しづらくなります。
ドル建てで見れば右肩上がりに成長しているのに、円高に振れたがために全然成長していないように見えてしまうことがあります。
逆に、ドル建てで見ればあまり成長していないのに、円安が進んだがために見かけ上資産が増加したように見えることもあります。
ところが、これは当然実態を反映していません。
海外ETFをドル建てで買い付ける以上、自分の投資対象が正しく成長しているかどうかはドル建てで伸びているかで評価するしかありません。
円建てに戻して一喜一憂するのはやめたほうがよいと思います。
こうした気楽な投資ができるのは、バイ&ホールドを前提とした超長期投資だけだと思いますが。
まとめ
久しぶりに105〜106円台まで円高に振れたので、住信SBIネット銀行のドル積立のペースを上げてみました。
為替を読むのは本当に難しい・・・と常々思います。
こんな記事も書いています。
VT、VTI、VYM、VEA、VWOの5年チャートを振り返った記事です。過去5年間に限れば、米国株式市場の強さが際立つ結果となりました。もちろん、ドル建てで評価することが重要です。
腰の強いポートフォリオを作り上げるにはそれ相応の時間が必要です。株式市場の動きにもよりますが、私は「10年」というのを一つの目安にしています。20年まで行けばかなり強固なポートフォリオができあがっている可能性が高いです。