Dr.ちゅり男のインデックス投資 

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節税は下手な運用に100倍勝ります。2018年もiDeCoやつみたてNISAなどの非課税制度を最大限に活用しよう!

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おはようございます。

2018年1月からつみたてNISAが始まりますね。

また、ビットコインを始めとした仮想通貨市場もどんどん盛り上がってきています。

そこで、2018年からの投資方針について私ならどうするか、一度まとめておこうかと思います。

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2018年はどのような投資方針で攻めるか(iDeCo、つみたてNISA)

原則1:何はともあれiDeCoを最大限活用する

iDeCoはほとんどの人にとって最適解に近い制度だと思います。

もちろん、各個人の置かれた状況によって異なりますが、自営業者や医局人事で転勤を繰り返す我々Drにとっては加入しない理由が見当たりません。

掛け金が全額所得控除となるため、節税をしながら将来の年金・退職金まで用意できるという夢のような制度です。

 

高額所得者にとっては、給与所得控除の上限が年々下がり(平成29年は1000万円以上で220万円が最大)、年収が同じでも課税所得金額は年々上がっています。

そんな厳しい時代において、iDeCoは数少ない高額所得者優遇制度です。

もちろん、給与所得を得ているサラリーマンの方は、多かれ少なかれ節税効果を得ることができますので、絶対におすすめです。

 

節約・節税は下手な運用に100倍勝る

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私は、「節約・節税は下手な運用に100倍勝る」と思っています。

どれだけ優秀な投資家でも、毎年一定のリターンを上げ続けることはまず不可能ですが、節約・節税はその分毎年確実にリターンを改善させるからです。

iDeCoを活用せずに、一般の口座でインデックスファンドの積立投資をやっている方はまさかいないと思いますが、もしいらっしゃったら今すぐにiDeCoの口座を開設してください。

「知らなかった」では済まされないレベルの誤ちです。

iDeCoであれば、節税をしながら投信積立で将来の退職金・年金が用意できるわけですからね。

もちろん、個人の状況によってはiDeCo加入が有利でないケースもあるかと思いますので、加入前に事前学習は念入りにしてください。

一例として、iDeCoはあくまで年金ですので、掛け金は60歳までは原則拘束されます。流動性は損なわれますので、絶対に使わない余剰資金で行うようにしましょう。

 

原則2:つみたてNISAを最大限活用する

現行NISAを比べて商品ラインナップが少ないというのはかなりの弱点です。

しかし、楽天・バンガード・ファンドのような優れたコンセプトの商品も出てきているのでそれで十分でしょう。

なお、つみたてNISA枠は運用益や配当が非課税というのが最大のメリットですから、そのメリットを最大限に享受するために「株式100%」での運用が基本になると思います。

つみたてNISAは運用期間が20年と長いので、途中で1-2度暴落があってもその後の回復期間まで十分に見込めると思います。

 

海外ETFをお得に購入したい方は、ロールオーバーの上限が撤廃された現行NISAもあり

現行NISAもロールオーバーの上限が撤廃されましたので、従来と比べて利用しやすくなりました。

また、SBI証券、マネックス証券、楽天証券のネット証券大手3社であれば、NISA枠での海外ETFの買付手数料が実質無料です(SBI証券は無料、マネックスと楽天は買付手数料キャッシュバック)。

米国の優れたETF群を直接買い付けたいという方は現行NISAを選択するのもありでしょう。

 

原則3:夫婦共働きであればiDeCoとつみたてNISAで月112000円の積立を目指す

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夫婦共働きで2馬力でiDeCoとつみたてNISAの枠を最大限に活用すれば、それだけで約112,000円を毎月積み立てることになります。

まず最低限、ここまでは実践したいものです。

 

iDeCoやつみたてNISAは、その制度上「強制ドルコスト平均法」です。

また、長期投資に値する商品はノーロードのインデックスファンドしかほぼありません。

私は、インデックスファンドは月に112,000円積み立てればそれで十分と考えます。

 

それでなお家計に余裕があれば、そこから先はより柔軟な投資したいものです。

非課税枠では期待リターンの高い株式を購入するのが理想ですので、一般の口座でバランスをとるために債券など他のアセットクラスの商品を買うのもありです。

REITを少し取り入れてみても面白いでしょう。

また、好況時・不況時に合わせてキャッシュポジションを柔軟に変更させてみたり、思い切ってドル建て資産を買ってみるのも世界が広がるのでおすすめです。

 

まとめ

1) 何はともあれiDeCo:節税・節約は下手な運用に勝る

 →特に自営業者、多額の退職金が見込めない転勤族(代表格はDr)は必須

2) つみたてNISAを最大限に活用:基本株式100%でよい

 →20年あれば、途中で1-2度の暴落があってもその後の回復まで見込めるため

3) 残りは好況・不況に合わせて自由自在に。債券を買うならばNISA枠ではなく一般の口座で十分。

 

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投資のリスク許容度は個々人の置かれた状況によって異なります。まずは自分の置かれた状況をよく分析して、どこまでリスクがとれるか考えてみましょう。

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つみたてNISAは我が家は楽天証券で開始する予定です。楽天スーパーポイントでの買付が可能だからです。ポイントで無駄遣いをするか投資をするかは大きな分かれ目ですね。

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