おはようございます。
元々逆張りで日本株をやってきた身としては、最近の株高局面では何も購入できる物がありません。
VTなどのETFであれば、短期的に暴落したとしてもいつかは利益をもたらすだろう・・・と頭では理解しているのですが、現状では割高な気がして食指が動きません。
住信SBIネット銀行の毎日積立のドルがひたすら積み上がっていくばかりです。
ほとんど株の売買をしていないので、投資ブログとしてはネタに困る所です。
そこで、何かブログのネタになりそうなものはないか考えてみました。
2018年はつみたてNISAで米国株と全世界株のパフォーマンスを比較してみる?
とりあえず思いついたのが来年から始まるつみたてNISAです。
我が家では、つみたてNISAがスタートする2018年1月から、夫婦二馬力で同時に始める予定です。
つみたてNISAは年間40万円、つまり月に約33,000円しか積み立てられませんので、あれこれ考えずにできるだけシンプルにいきたいものです。
また、現行NISAと異なり、一部の商品を除けば基本的にインデックスにしか投資ができません。
私は、普段からバンガード社のETFを購入していますので、シンプルに
1) 私の口座:楽天全米株式インデックスファンド(楽天VT) 33,000円
2) 妻の口座:楽天全世界株式インデックスファンド(楽天VTI) 33,000円
を購入すれば米国市場と全世界株式市場の調子をおおまかに比較することが可能です。
ただチャートを見るよりも自分の身銭を切った方が勉強になる
正直な話、VTとVTIの値動きなどネット検索でチャート比較をすればすぐに調べることが可能です。
以下がその比較チャートになります。
1) VTとVTIの5年チャート
青色がVTI、赤色がVTです。
最近5年では、VTIが大きく勝っていることが分かります。
2) VTとVTIの1年チャート
ここ1年では、米国以外(特に新興国市場)の健闘もあり、ほぼ同等のパフォーマンスを見せています。
今後がどうなるかは誰にも分かりませんが、どちらも優れた商品であることは間違い無さそうです。
個人的な経験から、ただチャートを眺めるよりも実際に身銭を切る方が勉強になる気がするため、両者をつみたてNISAで比較してみるのも面白いかと考えています。
どちらも長期で保有すれば上がるだろうと確信しているから成り立つゲーム
VTもVTIもどちらも優れた商品です。
米国市場も全世界株式市場も、超長期で見れば上がっていく可能性が非常に高いからです。
ただし、その上がり方の程度が両者で異なる可能性があります。
投資ブロガーの中でも、米国集中投資を推す方と広く国際分散投資を推す方で意見は別れるようですが、最終的には個々人の判断になりますので一定の結論は出ていません。
以下のフクリさんの記事が大変まとまっています。
米国株を推す方は、
・米国は全世界の株式市場を圧倒的にリードする存在で、今後もそうあり続ける可能性が高い
・米国は先進国の中で数少ない人口増加国であり、その人口動態から他の先進国よりも高成長であり続ける可能性が高い
・国際分散投資では、超高齢化が進む日本や欧州の低成長国を含むため、米国単独よりもパフォーマンスが落ちる
というご意見が多いようです。
国際分散投資を推す方は、
・米国が世界No.1の地位から蹴落とされる可能性も想定し、広く世界全体に投資をする
・新興国市場の今後の成長にも期待する。また、より広く分散投資をすることでリスクを軽減したい(より放ったらかしで投資をしたい)
というご意見が多いようです。
どちらの言い分ももっともであり、投資家本人の信じる道を突き進むのがよいかと考えています。
まとめ
ドルコスト平均法による積立しかできない点が、つみたてNISAの良い点でもあり悪い点でもあります(投資好きにとっては物足りない)。
逆にそれを利用して、VTIとVTの両者をひたすら積み上げて両者のパフォーマンスの違いをみてみようかと考えました。
つみたてNISA開始まで今しばらく時間がありますので、もう少し検討してみたいと思います。
こんな記事も書いています。
金融商品に関しては、あれこれ人の手が加わっていない物の方が優れた商品が多いです。難解な商品にはろくなものがありません。特に保険は難解な商品が多いため、できるだけシンプルなものを選ぶのがおすすめです。
結婚されている方は、ぜひ夫婦二馬力で非課税枠を年間80万円活かしたいものです。配偶者を説得してみましょう。
つみたてNISAは20年間で800万円までしか投資できません。夫婦二馬力でもせいぜい1600万円です。つみたてNISA単独で老後が保障されることはありませんので、他の手も打っておきましょう。