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平成29年分の確定申告に向けて3つの準備を進めます。

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おはようございます。

本日で10月も末になり、今年もあと2ヶ月を残るばかりになりました。

メインの病院からの給与所得以外に、外来や当直バイトで生計をたてている身としては、もはや毎年の確定申告は当たり前の行事になっています。

毎年この時期になると今年の収入の概算が大体分かりますので、徐々に確定申告に向けた準備を始めることにしています。

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平成29年の確定進行に向けて3つの準備を進めます 

給与所得控除の上限額は年々下がっています

サラリーマンは自営業者と異なり経費を計上することができません(特定支出控除はありますが)。

その代わりに用意されているのが、給与所得控除です。

これは、経費が計上できないかわりに、その人の収入額によって一定の金額を控除してもらえるシステムですが、その上限が年々下がってきていますね。

2年前は最大で245万円の控除が受けられましたが、平成28年は230万円、平成29年は220万円です。

 

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平成28年分から給与所得控除額の上限額が段階的に引き下げられます。 | 福岡の伊藤会計事務所 ブログ から引用

 

しかも、以前は年収1500万円までは段階的に上がっていきましたが、平成29年からは1000万円以上は一律で220万円です。

年収が1000万円を超えることが多い、我々医師にとっては年々厳しい世の中になってきているといえます。

控除が10万円減れば、「所得税+住民税で43%」の税率とすると、実質負担額が43,000円増えるからです。

平成27年と比べると給与所得控除が25万円減りましたので、10万円以上負担が増えたことになりますね。

これはなかなか厳しいです。。

 

準備1:iDeCoは今年も毎月23000円ずつきっちり積立てました

給与所得控除は今後も下がることはあっても上がる可能性は低いですので、他の所で少しでも控除額を増やすために工夫をする必要があります。

誰でも手っ取り早く実践可能なのはiDeCoですね。

当然、今年も毎月23,000円(上限いっぱい)ずつ積立てました。

年間276,000円ですので、節税額としては276,000 x 0.43 = 118680円です。

自営業者の方は毎月68,000円も拠出できますので、利用しない手はないですね。

あぁ、自営業者の方が羨ましい。。

 

準備2:12月になったら最後のふるさと納税を行います

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ふるさと納税は、所得が上がれば上がるほど、自己負担額2000円で寄附できる金額が上昇するありがたいシステムです。

12月にはその年の収入がほぼ確定しますので、それを元に最後のふるさと納税を行う予定です。

今年は現時点までに30万円ほど寄附しました。

例年通り、12月になったらお米やビール、肉、その他の生活必需品を中心に駆け込み納税を行いますので、今のうちからどの自治体に寄附をするか考えておかないといけませんね。

もちろん、ふるさと納税は楽天のキャンペーン期間中に行い、そこで貯めた楽天スーパーポイントを2018年1月から始めるつみたてNISAに回しましょう!

 

準備3:ブログの経費をまとめておく(今年は利益が少ないので雑所得)

今年になって初めて発生したのがブログからの広告収入です。

ブログを始めたのは今年の1月からで、当初は備忘録代わりに始めたブログでしたが、私にしては意外に長く続いています。

それに伴い、Google adsenseやamazonアソシエイトからの広告収入が少々入ってくるようになりました。

私の場合は、ブログに関しては利益が少ないので個人事業主申請をしておりません。

当然、青色申告での65万円控除は受けられませんから、雑所得での申告になります。

利益自体がたいした金額ではないので、今年の納税額もさほどではありませんが、せっかくなのでブログ関連の経費を計上してできるだけ雑所得を減らす努力をしてみます。

 

なお、ブロガーの経費に関しては下記のジンさんの記事が大変参考になります。

jin-plus.com

 

給与所得のある兼業ブロガーの場合、どの程度の規模になったら事業的規模とみなされるのでしょうね。

ブログ収入に関しては私は今年が初めてなのですが、先輩ブロガーの皆さんはこのあたりはどうされているのでしょうか。

 

 

こんな記事も書いています。

つみたてNISAは投資金額が年間40万円と少ないのが弱点ですが、夫婦二馬力で積み立てることで年間80万円まで投資額を増やしましょう!楽天スーパーポイントも利用できるのでおすすめです。

www.churio807.com

 

初心者向けのiDeCo活用法を検討した記事です。3大証券会社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)それぞれのおすすめ商品についても考察しています。

www.churio807.com

 

ふるさと納税を徹底的に活用して、家計の節約につなげる方法を検討した記事です。高所得者であれば、生活必需品のほとんどを自腹で購入する必要がなくなりますので節約効果が非常に高いです。

www.churio807.com