こんにちは。
自分のお金、投資に関して最終的に責任を持てるのは自分自身だけです。
家族は別として、赤の他人があなたのお金について心から本気で考えてくれることはありません。
自分のお金について自分の頭で考えることを放棄するならば、コツコツ働いてコツコツ節約・貯金だけしている方がよほど幸せになれると思います。
自分で考えられないくらいならマイホーム購入や投資などやらない方がマシ
ファイナンシャルプランナーに言われるがままにマイホームを購入するくらいなら一生賃貸の方がマシ
私の友人(Dr)にも、「今後の住宅購入の参考に!」くらいの気軽な気持ちで住宅展示場を訪れた結果、妻と業者の圧力に押されてなぜか買うことになっていた悲惨な人がいます。
「男性医師ー専業主婦」の夫婦の場合、当然ですが専業主婦側は圧倒的に経済的弱者になります。
そして、専業主婦のとれる最大の経済的防御策が「夫に35年ローンを組ませてマイホームを購入させること」です。
マイホーム購入時には団体信用保険に加入しますので、ローン契約者が死亡または高度障害になった場合は住宅ローンが完済になり、残された家族はそのまま自宅で生活ができるからです。
「自分にも買えそうだから」という理由だけでマイホームを購入してはいけません。
医者をやっていれば、標準的なマイホームならば普通に住宅ローンを組めば購入できないことはまずありません。
彼は医師ですので、普通に働いていれば住宅ローンの支払いが滞ることはまず考えられませんが、数十年後の資産価値を考えるとかわいそうな気がします。
銀行窓口で勧められる投資信託を言われるがままに購入する行為も思考回路が停止しているとしか思えない行為
日本全体としては貯蓄率は近年急激に低下してきていますが、それは主に若年世代の貯蓄率の低下を反映したものです。
一時期よりは低下しているとはいえ、日本の高齢者たちはまだ十分な銀行預金を保有しているのです。
真面目な高齢者ほど、自分たちの預金をうまく活用してなんとか下の世代の役に立てて欲しいと考えがちです。
とはいえ、定年までサラリーマン勤めだけで退職した場合には、給与所得以外の所得をもらった経験はゼロ、お金の運用経験無しという人も多いです。
そこで、数十年間お世話になっている銀行の窓口を訪れてお金の運用方法について相談するわけですが、そこで手数料が2〜3%もかかるような投資信託を勧められるわけですね。
「長年お世話になっている◯◯銀行の言うことなら」と、そのまま信じて投資信託を購入してしまうわけですが、当然儲かるはずもありません。
高齢になればなるほど、リスクを負った投資をする必要はなくなります。老後生活を送るのに必要な現金を保有しているのであればなおさらです。
そういった高齢者に対して、ハイリスクな投資信託を売り込む行為は、いくら彼らの利益になる商品であるとはいえ、詐欺に近い恥ずべき行為だと思います。
本当に自分に有利な案件は自力で考え出す必要があります
家族以外で、あなたのお金の運用について本気で考えてくれる人はいないと考えるべきです。
まぁまぁな案件を紹介してくれる可能性ならありますが、ベストに近い選択肢を選ぼうと思ったら必ず自分の頭で考える必要があります。
大きな買い物をする時ほど、事前に想定可能なリスクはできるだけ検証する癖をつけることが重要です。
家族の中でマネーリテラシーが一番高いのがあなたであれば、あなた自身が全責任を負う必要があるでしょう(投資ブログ読んでいる人は大体当てはまる)。
それを面倒くさいと思わずに楽しめる人はお金の運用に向いていると思います。
ちなみに私は根っからの理系人間でそういった細かい数字の計算は大好きですので、貯蓄やお金の運用について考えることは全く苦になりません。
こんな記事も書いています。
資産形成は単なる数字のゲームに過ぎませんので、楽しんで取り組めるとよいと思います。
まずはタネ銭を全力で貯めましょう。これがないとゲームに参加する資格が得られません。