おはようございます。
株式投資において重要なことの1つに、投資を長く継続できる仕組み作りがあると思います。
投資が趣味の方は別として、毎日目の前の仕事やプライベートをこなすだけで精一杯の方は、できるだけ自動化、仕組み化するのが長期投資成功のコツです。
特に20代〜40代は結婚や出産、育児など様々なライフイベントが目白押しであり、ある時期は時間・体力的に余裕があったとしても、2〜3年後には投資に回す時間や気力がゼロになっているという可能性があります。
素人が投資で成功するためには、できるだけ投資期間を長く確保し複利の力を最大限に活かす他ありません。
となりますと、投資に回す気力、時間などのリソースが無くなった時でも自動的に積み上がる仕組みを作っておくことにはものすごく価値があります。
投資を長く継続できる仕組み作りこそ最重要
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. 投資を長く継続できる仕組み作りの重要性
2. 貯蓄の一部を投資用口座へ自動積立しよう
3. インデックス投資ならば毎月の積立設定をしよう
以下1つ1つ詳細を見ていきます。
1. 投資を長く継続できる仕組み作りの重要性
投資を始めたばかりの頃は今まで見ていなかった世界を見た興奮もあり、何をやっても目新しく新鮮に感じます。
ところが、人間の慣れというのは恐ろしいもので、始めたばかりの頃はどんなに熱中していたものであっても数年も経過すれば新鮮さはなくなってしまいます。
投資を始めたばかりの頃は数千円程度の値動きでドキドキしていた人でも、資産が積み上がりその値動きになれてくれば、日に数十万円動いてもなんとも思わなくなってきます。
これらの人間の心理を踏まえると、仮に投資に対するやる気がなくなっても勝手に積み上がる仕組み作りが重要だと思います。
もちろん、時間ややる気がある時には個別株の銘柄分析やタイミング投資に励むのもよいでしょう。
ここで重要なのは、
1. 何もしなくても自動的に積み上がる一階部分(土台部分)
2. 自分のオリジナリティを発揮する二階部分
の2階立てにしておいて、1の部分は何があっても死守する仕組みを持つことです。
2. 貯蓄の一部を投資用口座へ自動積立しよう
最優先ですべきことは、投資用の銀行口座を開設し、そこに毎月の給与から一定金額を自動積立することです。
1つの銀行口座で生活費と将来への備えを管理しますと、その境界が曖昧になりうまくいきません。
端的に言ってしまえば、銀行口座に入っているお金をあるだけ使ってしまう可能性が高いということです。
それを防ぐために、最低限、
1. 毎月の生活費を管理する銀行口座
2. 将来のための貯蓄・投資用の資金を入れる銀行口座
は分けましょう。
それに加えて、病気になって働けなくなった時や災害時など、万が一の時の備えとして生活防衛資金を入れておく銀行口座があれば言うことなしです。
3. インデックス投資ならば毎月の積立設定をしよう
次に、インデックス投資であれば毎月の自動積立設定をしましょう。
証券会社によっては毎日積立や毎週積立にも対応していますので、そのあたりは好みで選んでもらえばOKです。
以下はだいぶ古い記事になりますが、積立頻度によるパフォーマンスの差はほとんど見られないことが過去のデータから証明されています。
よって、「毎日積立」「毎週積立」「毎月積立」のどれを選ぶかは問題ではありません。
それよりも積立自体を自動化することが重要です。
自分は投資が好きなので、100%全てインデックス投資では物足りないという方もいるでしょう。
自分で銘柄分析やタイミング投資を実践したい方の場合、投資用資金の50%はインデックスファンドの積立投資に回し、残りの50%で自分オリジナルの投資を楽しむというのもよいでしょう。
そして、インデックス投資と自分オリジナルの投資のパフォーマンスを比較し、自分が個別株投資に向いているか判断するのも面白いですね。
まとめ
投資が趣味でない方にとっては、自分の意思の力に頼らなくてもよい仕組み作りが重要だと思います。
自動化できるところは自動化して楽をしましょう。
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