Dr.ちゅり男のインデックス投資 

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リスク許容度の範囲内で可能な限り株式比率を高めることが重要

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おはようございます。

長期投資成功のコツはアセット・アロケーション(資産配分)にあることはよく知られた事実です。

様々なアセットの中でも、投資期間が長くなればなるほど「株式」が圧倒的なリターンを残してきたのが事実であり、

我々個人投資家としてはリスク許容度の範囲内でいかに株式比率を高く保ち続けるかが成功の鍵を握ります。

何に投資をするかを考えるのも楽しいですが、その前にどの資産に何割投資をするかを考えた方がよいでしょう。

 

リスク許容度の範囲内で可能な限り株式比率を高めることが重要

本日の記事の要点は以下の通りです。

以下1つ1つ掘り下げてみていきます。

 

1. 長期投資成功のコツはアセット・アロケーションにあり

資産形成成功のコツはアセット・アロケーション(資産配分)にあります。

特に投資期間が長くなればなるほどアセット・アロケーションの重要性が増すと言えるでしょう。

投資を開始したばかりの頃はポートフォリオの大半が現金(日本円)という状態ですが、それも一見安定しているように見えて実は非常に偏ったポートフォリオであることを意識しましょう。

現金はそれ自体が付加価値を生み出すものではなく、またインフレによって実質的な価値が目減りする可能性があります。

インフレに対抗するためには株や不動産などの現金以外のアセットへの分散が欠かせませんが、その中で初心者の方でも最も取り組みやすいのがインデックス投資でしょう。

 

2. リスク許容度の範囲内で最大限株式の割合を高めることが成功の鍵

資産形成を加速させるための最大のコツは、各個人のリスク許容度の範囲内で、できるだけ株式比率の高いポートフォリオを組むことです。

以下の記事で紹介した通り、投資期間が長くなればなるほど「株式」が圧倒的なリターンを残してきたことが分かります。

 

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もちろん、株式のままでは日常生活の役にはたちませんので、最終的には株を換金して初めて価値を生み出すわけですが、メジャーなETFや投資信託は流動性が保たれており、いつでも現金に交換できるのが利点です。

よって、すぐに使う予定のないお金はできるだけ「株式」という形に姿をかえて保有し続けるのが合理的と言えます。

 

3. ETFや投資信託は流動性が高く現金への交換も容易

VTやVTIなどETF、eMAXIS Slimシリーズなどの投資信託は流動性が高く、ネット上で売却指示を出せば即時〜数日以内に現金へ交換できることを忘れてはいけません。

一度購入したら意地でもホールドし続けなければならないと考えている頑固な方も見かけますが、もっと柔軟にいきましょう。

何か不測の事態が発生して現金が必要になった時は、その必要な金額だけETFや投資信託を換金すればよいです。

もちろん、その時の相場によっては損をする可能性もあるわけですが、リスク許容度の範囲内でできるだけ株式比率を高める工夫をする努力は重要でしょう。

 

まとめ

資産形成を加速させるうえで、リスク許容度の範囲内で可能な限り株式比率を高めることが重要です。

メジャーなETFや投資信託は流動性が高く必要時には換金ができますので、そのあたりも考慮して株式比率を決定するとよいでしょう。

 

【絶対に読んでほしいおすすめ本2選】

ビジネス書や投資関連本もよいのですが、本を通じて自分の日常では絶対に経験することのない別の世界を垣間見るのも楽しいものです。

 

1. バッタを倒しにアフリカへ

バッタアレルギーであるにも関わらず「バッタに食べられたい」という夢を持ち、それを実現するために単身アフリカのモーリタニアに渡ったバッタ研究者の物語。

初めから終わりまで面白すぎて絶対に読むべき一冊。

 

2. 海獣学者、クジラを解剖する

世の中には、日本全国の海岸にクジラが打ち上げられたら、すぐに現場に駆けつけてクジラを解剖し死因を特定するという大変興味深い仕事があります。

著者のクジラへの愛が伝わってくるうえ、文章も非常に面白い名作です。

 

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