神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

ウェルスナビや暗号通貨を含んだポートフォリオの整理

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おはようございます。

当ブログの読者から以下の質問をいただきました。

ちゅり男さん、はじめまして。

金融リテラシー皆無、ギャンブル脳な勤務医46歳です。

最近、ちゅり男さんのブログを知り、勉強させていただいて見直しを進めています。

金融、貯蓄等を相談できる友人もおらずアドバイスをいただきたくメールさせていただきました。

 

1番はWealthNaviをどうするかです。

大まかな金融資産は

1・流石にそろそろまずいだろうと、3年前から始めたリテラシーゼロの味方WealthNavi。リスク5が350(+80)。月7積立。

2・今年から始めた積立NISA24(SBI s&p500 0.9, eMAXIS slimオールカントリー0.9, SBI 雪だるま先進国1, SBI EXE I グローバル中小型株式0.53)。

3・個別株が250。配当など証券口座にほったらかしの40でeMAXIS slim オールカントリーをつい先日購入。特別配当ごとに買い増し予定。

4・2017年に0 or 1で購入した仮想通貨1300(+900)。最短でも分離課税25%?になるor 住宅ローン減税の終わる4年後まで売るつもりなし。止まらないルーレット一点掛けです。

5・学資保険500(5年後)月2.5。

6・生命保険会社の個人年金積立?720(19年後)月2.2。

7・死亡保険解約払戻240。掛け金半額の掛け捨てへ変更。

となります。

 

口座はメイン地銀、外勤給与楽天、貯蓄SBIです。

保険払戻240を楽天でeMAXIS slimオールカントリー一括と考えておりましたが、 本日のブログを拝見し、高コストのWealthNaviはやめ、SBI S&P500に330一括乗り換え、積立継続をした方が良いのか悩んでいます。

細かく動かすセンスはないので、あとは大暴落したら買い増しするほかは20年寝て待つつもりです。

お忙しいところ申し訳ありませんが、アドバイスいただければ幸いです。

ご質問ありがとうございます。

ウェルスナビや暗号通貨、様々な保険がポートフォリオに含まれていますが、その中から不必要なものは削ってポートフォリオをシンプルにすることを検討されているようです。

今回のケースについて検討してみたいと思います。

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ウェルスナビや暗号通貨を含んだポートフォリオの整理

本日の記事の要点は以下の通りです。

1. ウェルスナビは手数料の1.0%をどう考えるか

2. つみたてNISAはSBI・V・S&P500かeMAXIS Slim全世界株式のどちらかでよい

3. 仮想通貨(暗号通貨)は税制が不利で売り時が難しい

4. 資産規模が大きくなったら保険は最小限に見直し

以下1つ1つ掘り下げてみていきます。

 

1. ウェルスナビは手数料の1.0%をどう考えるか

ウェルスナビは数あるロボットアドバイザーの中で、インデックス投資の王道とも言えるポートフォリオを組んでいる優良サービスです。

具体的には、リスク許容度5(最大)のポートフォリオは以下のようになっています。

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画像はWealth Naviホームページから引用

VTI、VEA、VWOなどの超低コストETFを利用して世界分散投資をし、それにAGG(債券)やGLD(金)、IYR(REIT)などを組み合わせたポートフォリオです。

ウェルスナビの強みは、リバランスなどの調整を全て自動で実施してくれることですが、その一方で1.0%という手数料はやや割高な印象があります。

ここ数年で国内の投資信託の低コスト化が進み、0.1%〜0.2%という水準まで下がったことで余計に割高に見えるのかもしれません。

サービス内容自体は大変優れていますので、この1.0%という手数料をどう考えるか次第だと思います。

 

2. つみたてNISAはSBI・V・S&P500かeMAXIS Slim全世界株式のどちらかでよい

つみたてNISAに関しては、「米国株」か「全世界株」のどちらか一本、自分の信じる方に統一するのがシンプルです。

具体的には、

1) 米国株:

 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

 eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

2) 全世界株:

 eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

この中から選ぶだけです。

つみたてNISAのような非課税口座では、長期的にみて期待リターンが最も高い「株式100%」で運用するのがベストです。

よって、何も考えずに上記の商品のどれかを選べば問題ありません。

 

3. 仮想通貨(暗号通貨)は税制が不利で売り時が難しい

暗号通貨は値動きの大きさが株式などの比ではなく、その本質的な価値を見極めることが株式と比較しても大変難しいです。

また、暗号通貨の売却で得た利益は「雑所得」扱いになるため、今現在の税制ですと最大で利益の50%程度が税金としてとられてしまいます。

また、株式の場合は損だしなどのテクニックで損益通算を利用して税金の支払いを抑えることができますが、暗号通貨ではできません。

よって、うまく一発当てれば大儲けできる可能性がありますが、仮に大儲けしても税制度が著しく不利であり、かつ失敗した時のリスクヘッジ方法もないというのが現状です。

将来的に税制変更がある可能性もありますが、その時期や見通しは不明です。

 

4. 資産規模が大きくなったら保険は最小限に見直し

保険は、「実際に起こる確率は非常に低いものの、万が一その事象が発生した場合に自分の資金力では対応できない事柄」に備えるものです。

学資保険は普通預金と比べれば利率はよいですが、20年近くに渡って資金が拘束されるというデメリットがあるため、私個人としてはおすすめしていません。

ただし、今回のケースでは支払期間が残り5年ですのでこのまま継続でよいでしょう。

基本的に、「保険は保険」「貯蓄は貯蓄」「投資は投資」と役割を分けることをオススメしています。

保険の中には、将来に向けての貯蓄や投資を兼ねた商品もありますが、大体コストが割高であり、自分の好きなタイミングで任意解約できないことが大きなデメリットになります。

また、資産規模が大きくなればなるほど、不測の事態が起こった時にも自力で対処できる確率が増しますので、保険への依存度は減らしていくことができます。

このように、保険は定期的に見直す必要があるので、「掛け捨て・定期」型の商品にした方が柔軟に対応することができます。

 

まとめ

ウェルスナビは大変優れたロボットアドバイザーですが、1.0%という手数料がやや割高な印象があります。

暗号通貨は税制が不利な現状では売りどきが難しいですね。

 

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こんな記事も書いています。

インデックス投資のはじめの一歩はつみたてNISAからです。

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自分の中での「コア資産」を決めておくことで、土台が盤石な投資が可能になります。

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「日本円+eMAXIS Slim全世界株式」が最もシンプルなポートフォリオだと思います。

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