神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

つみたてNISA3ヶ月目の成績を公開。楽天VTIと楽天VTのパフォーマンス差と将来は?

おはようございます。

つみたてNISAを開始して3ヶ月が経過しましたので、運用成績をまとめておきます。

2018年1月から、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)と楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)を50%ずつ買い付けるだけのシンプルな運用です。

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つみたてNISA3ヶ月目の成績を公開。楽天VTIと楽天VTのパフォーマンス差は?

楽天VTも楽天VTIも4%強の損失

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3ヶ月経過した時点で、楽天VTも楽天VTIも約4%強の損失となっています。

楽天VTと楽天VTIで下落幅にあまり差がないのは面白いですね。

2018年1月までは株式市場は好調そのものでしたが、2月以降は軟調です。

この相場では4%程度の下落は致し方なしですね。

まぁよく耐えている方だと思います。

短期で利益を上げるためにつみたてNISAをやっているわけではありませんので、気楽なものです。

10年後に+50%くらいになっていたら最高のシナリオですね。

 

株価チャートは切り取り方にとって見える景色が変わることに注意

さて、ここで1つ注意しておきたいのは、過去の株価チャートというのは切り取る期間によって見える景色がずいぶんと変わりうるということです。

特に、リーマンショック後の10年間だけを切り取ると、米国株市場が無敵なのではないか?という錯覚に陥る可能性もあるので注意しましょう。

2000年代のような相場が起こりうることも絶対に忘れてはなりません。

では、実際のチャートで見てみましょう。

 

IVV vs EEM:リーマンショック後のチャートを比較してみる

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IVV(S&P 500)とEEM(新興国株式市場)の比較です。

EEMはMSCIエマージング・マーケット・インデックス連動型の商品ですね。

リーマン・ショック後のパフォーマンスで米国株が圧倒しているのは間違いない事実です。

2倍以上の差ですからまさに圧勝です。

昨今の米国株投資を勧める人々の多くは、このチャートを根拠にしていることが多いです。

この傾向が永久に続くのであれば迷わず100%VTIにbetするんですけれども。

悩ましいところです。

 

IVV vs EEM:2000年代の比較

では、2000年代はどうだったでしょうか。

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2000年代だけを切り取ると先ほどとは全く異なる景色が見えてきます。

2010年代とは逆に、IVVは10年近く全く伸びていなかったわけですね。

2000年代のリターンはEEMの方が圧倒的に良かったわけです。

このように、米国株式市場は世界経済を引っ張る存在であり続ける可能性が高く、今後も伸びていく要因が大きいと思いますが、必ずしも計算通りにいかない所が株式投資の面白い所です。

リーマンショック後のチャートばかり切り出して米国株の優位性を主張するのは危険です。

米国株式市場と言えど、5〜10年程度のスパンでは低迷しうるということですね。

 

S&P 500インデックスの超長期チャートを眺めてみる

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私は、このチャートには意味があると思います。

超長期で眺めることによって、恣意的な判断が除かれ純粋な成長性が見えやすくなるからです。

 

このチャートから言えることは、

1) 米国株式市場は超長期で見れば伸び続けている

2) ITバブルやリーマンショックなどの大暴落の後は、5〜10年ほど回復に時間がかかる

この2点です。

VTを買おうがVTIを買おうが米国株式市場が中心であることに間違いありませんから、この事実を知っておくことは重要ですね。

暴落でメンタルがやられそうになったら、このチャートを見直しましょう。

 

強制ドルコスト平均法のつみたてNISAにはそれなりの合理性がある

上記を考えると、つみたてNISAというのは非常に合理的な制度だと思うのです。

一括投資を制度上困難にすることで、強制的にドルコスト平均法で積み立てられるからです。

つみたてNISA利用者の中には投資初心者の方も多いでしょうから、一括投資した後に大暴落するとメンタルを持っていかれますからね。

 

前述のチャートから私が100%信じているのは、

「超長期で投資をすればVTIもVTも伸びる可能性が高いこと」

です。

一方、20年後にVTIがVTを上回るかどうかは、その可能性は十分にあるとは思いますが、100%自信は持てませんね。

2000年代のような相場が訪れれば、VTが勝つ可能性も十分にあるのではないかと思います。

必ずしも過去のチャートの通りには行かない、そして将来のことは誰にも分からないからこそこのような比較が面白いわけですね。

 

まとめ

2018年2月以降、株式市場は軟調ですので、4%程度の下落は致し方なしかなと思います。

今後も両者のリターンを追っていきたいと思います。

つみたてNISAは投資枠が年間40万円と限られている分、このような実験的な試みも気軽にやりやすいですね。

 

 

こんな記事も書いています。

つみたてNISAの1ヶ月前のデータです。完全に忘れていましたが、1ヶ月前は4%前後の含み損だったようです。この1ヶ月で若干悪化していますね。

www.churio807.com

 

つみたてNISAはあくまで「投資」ですので、絶対にトクすることはありません。ただし、その制度上20年後にトクする可能性が高いとは思います。

www.churio807.com

 

つみたてNISAでは楽天バンガードの商品とeMAXIS Slimシリーズが大本命だと思います。EXE-iつみたてシリーズも商品コンセプトは良いのですが、いかんせん資金が集まっていませんね。

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