神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

投資環境の改善によって、20代の方は「簡単・シンプル」な方法に徹するだけでも合格点がとれる世の中になりました。

おはようございます。

世の中には、天性の才能で相場の流れを読むのに長けた人がごく一部いらっしゃるようですが、そういった方の経験談は面白く聞くことはできても、自分が同じことを実践しても同じように成功することはありません。

そうした一部の恵まれた人を除きますと、万人が再現性を持って実行可能な投資手法というのは限られてくることが分かります。

 

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近年、日本の投資環境は急速に改善しており投資のハードルは下がりました

投資だけに限ったことではありませんが、どんな分野でも初めから100%上手にこなせる人はごく稀です。

むしろ、初めから100%上手にこなそうと頑張りすぎると、途中で息切れして長続きしない可能性がありますので、気軽に取り組んだ方が良い結果が生まれる可能性もあります。

他の分野と比べますと、近年の投資環境の改善によって、株式投資は「簡単・シンプル」な方法だけをひたすら実践し続けるだけでもそこそこの成績が簡単に残せるようになってきています。

まずは簡単・シンプルな方法で株式投資の世界に慣れながら、「当たり前」にこなせるレベルを少しずつ上げていくと、数十年後には大きく報われる可能性があります。

今現在20代の方であれば、「若さ」という最大の武器を利用することが重要です。

最低限下記のことが実践できれば、老後に向けた資産形成が可能ではないでしょうか。

 

ステップ1. 最低月5万円以上貯金できる仕組みづくり

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いきなり現実に引き戻すようで申し訳ありませんが、そもそも投資に回せる現金がなければ何も始まりません。

投資で失敗する方の大半は、この事実を甘く見積もりすぎている可能性が高いです。

むしろ、「簡単・シンプル」な方法で誰でもそこそこの成績が残せる世の中になってきたからこそ、投資金額の多寡が将来のパフォーマンスに大きな差を生む可能性が高まってきています。

 

私個人の意見としては、最低でも月に5万円は強制的に貯金できる仕組み作りをしましょう。

ネット銀行を活用すれば、毎月の給料から5万円を投資用の口座に自動で積立てられるように設定できるはずです。

住信SBIネット銀行であれば「目的別口座」が作成できますので、「投資用口座」という名前の口座を作っておくのもよいですね。

 

ステップ2. 金融資産投資も重要だが、20代のうちは自分への投資も惜しまない

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毎月の投資額が5万円から6万円になれば数十年後にはかなりの差が生まれます。

投資のパフォーマンスは、「若いうちにいくらの現金を投資に回せるか」によって大きく左右されるからです。

この若いうちの1万円の差は、50代になってからの1万円とは大きく意味が異なります。

しかし、実際には大半の方が若いうちは給料が少なく、年齢が上がるにつれて昇給していきますので、若いうちに1万円を余分に捻出することが難しいのです。

当ブログで医師は資産形成にとっては有利な立場ですよ、と言っている理由の一つは、医師は20代後半〜30代前半の年収が他職種に比べて高いからです。

この時期に将来に向けた種をコツコツ仕込むことができれば、30年後に報われる可能性が高くなります。

 

ただし、20代の頃は様々な経験を積むことも大事です。

特に、独身時代でないとやれないことは多少お金を積んでもいろいろ経験しておくべきでしょう。

20代は自分のスキルや人間性、社会性を大きく磨き上げる大事な時期でもありますから、投資だけに熱中して人間の幅を狭める結果は避けたいものです。

 

ステップ3. まずは投資信託の自動積立だけをマスターする

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為替レートを見ながら日本円をドルに両替して、仕込んだドルで海外の個別株やETFを購入する・・・といったことをいきなりやろうとすると躓く可能性が高いです。

投資を長続きさせるコツは、初めからいきなり難しいことをやろうとしないことです。

むしろ、簡単過ぎることでもよいのでコツコツ継続できる人の方が強いですね。

幸いなことに、最近では投資信託も商品コンセプトや手数料面で優れた商品が多数出てきていますので、簡単な手法に徹してもさほどパフォーマンスは変わらなくなってきています。

 

万人におすすめできる最もお手軽な投資法は、投資信託を毎月一定額自動で積み立てることでしょう。

投資好きの人にとっては、

・どのタイミングで円→ドルへ両替するか

・割安に放置されている銘柄を探す

・チャートを見ながら適切な購入タイミングを探る

といった一連の作業こそが醍醐味なわけですが、投資に興味がない大半の人にとっては苦痛でしかありません。

そういった方は投信積立だけに徹するだけでも十分だと思います。

 

ステップ4. 国が用意してくれた非課税制度を最大限に活用する 

投資信託の商品レベルが年々向上してきていることを考えますと、リターンに大きく影響をするのは積立額の多寡と税金の重さです。

先ほど月5万円は強制的に貯金しましょうと書いたのは、多くのサラリーマンの場合、iDeCoとつみたてNISAの投資可能上限額の合計が5万円前後になるからです。

せっかく国が用意してくれた「節税が可能な制度」は最大限に活用しましょう。

 

ETFと投資信託の手数料の差は以前は0.5%程度ありましたので、長期保有になればなるほど無視できない差でしたが、今は0.1%程度しかありません。

よって、手数料の差によるリターンの差は生まれにくくなっています。

一方、特定口座や一般口座の場合、値上がり益や配当金に対する税金は20.315%ですが、それがゼロになるというメリットは計り知れないものがあります。

長期投資になればなるほど、大きな差が生まれる可能性があるでしょう。

 

まとめ

最低限、月5万円を捻出できる仕組み作りが急務です。

近年は投資信託のレベルが向上していますので、そのお金で投信積立をして30年間寝かせておくのが最もお手軽でしょう。

iDeCoやNISAなどの非課税口座を最大限に活用することをお忘れなく。

 

こんな記事も書いています。

まずは住信SBIネット銀行+SBI証券、楽天銀行+楽天証券の口座を開設しておくとよいと思います。この2社の口座があれば大体のことはやれますから。

www.churio807.com

 

私自身は夫婦で楽天証券のつみたてNISAを利用していますので、楽天証券利用者の方は商品選択の参考にしていただければ幸いです。

www.churio807.com

 

近年の投資環境の改善により、投資にかける時間や労力は最低限で済むようになりました。2018年は家族全体の満足度を最大化できる方向で歩んでいきたいと思います。

www.churio807.com