神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

【確定拠出年金】企業型DCと個人型DCのメリット・デメリットについてのご質問です

おはようございます。

最近は、当ブログの読者の方からご質問をいただくケースが増えてきました。

こういった質問は、ブログ記事を書く時のネタになりますので個人的には大歓迎です。

さて、今回は下記のご質問をいただきました。

始めまして。最近よくブログを拝見させてもらってます。 42歳正社員のものです。よろしくお願いします。 もともと普通銀行に貯金してるだけで、投資など経験ないのですが、最近会社で確定拠出年金が導入されたり、積立nisaが始まったりで勉強し始めてます。 確定拠出年金の質問です。企業型と個人型どちらがおすすめですか? 企業型と個人型ですとみなさんだいたい企業型をおすすめされてるようなんですが、手数料や社会保険料が安くなるということで企業型がおすすめということなんですかね。会社からパンフレットをもらって商品も検討したんですけどよくわからないからインデックスのバランス型というのでしょうか。するならそれにしようとは思ってますが、個人的にはアメックス証券の個人型が気になってはいます。 素人なんで、お恥ずかしい質問ですが、アドバイスありましたらよろしくお願いします。

企業型DCやつみたてNISAを活用してこれから投資を始めようという段階のようですね。

ご質問ありがとうございます。

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企業型DCと個人型がDCのメリット・デメリットについてのご質問

ご質問への回答ですが、 前提条件が分からないので詳細なお答えは困難です。

なお、私自身は企業型DCの利用経験はないことを申し添えておきます。

具体的には、下記の通りです。

1) 企業型DCと個人型DCのどちらがおすすめか?

→企業型DCだけに加入するか、企業型DC+個人型DCを併用すべきか、と考えた方がよいと思います。

 

2) 企業が契約している金融機関はどちらでしょうか

→企業型DCは個人型と異なり、企業が契約した金融機関の商品しか購入できません。商品ラインナップによって優劣の判断は変わってきます。

 

3) 企業型DCは社会保険料が安くなるメリットがあるため、運営管理機関に問題がなく、商品ラインナップが優れていれば企業型DCをおすすめします

 

4) 個人型を併用するならばどこの証券会社がおすすめか?

→これは、現時点では楽天証券かマネックス証券としておきます。が、私自身はSBI証券で運用しています。

 

企業型DCのメリット・デメリットを知ることが重要

企業型DCのメリット

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1) 掛金部分の所得税・住民税が非課税となる(個人型でも同様のメリットあり)

2) 口座管理手数料が会社負担となる

3) 掛金部分には社会保険料がかからないため、社会保険料負担が安くなる

ことです。

掛金部分の所得税・住民税が非課税というのは個人型DCでも同様ですが、口座管理手数料を自分で負担しなくてよいというのはメリットですね。

口座管理手数料は無料の証券会社も増えてきていますが、未だに200〜300円/月程度かかる金融機関もあるからです。

年間だと2000〜3000円程度の違いにはなるかもしれません。

 

また、掛金部分に社会保険料がかからないというのは大きなメリットです。

確定給付型年金と異なり、運用成績は個人次第というシビアさはありますが、掛金を拠出すればするほど社会保険料が安くなるというのは企業型DCの最大の魅力ですね。

 

企業型DCのデメリット

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さて、企業型DCのデメリットですが、なんといっても

「自分で好きな運営管理機関を選ぶことができない自由度の低さ」

でしょう。

お勤めの会社が契約している金融機関によっては、自分が本当に買いたい商品がろくにそろっていない可能性があります。

その場合に限って、掛金の一部を個人型にうつすことを検討してもよいかもしれませんね。

つまり、きちんとした運営管理機関と契約していれば企業型を優先的に検討すべきではないかと思います。

 

ただし、

・会社の規約でマッチング拠出について定めていないこと

・個人型DCにも加入できることが定められていること

の2点を満たしていなければそもそも個人型DCとの併用ができませんから、まずはお勤めの会社の担当部署に確認する必要があるでしょう。 

 

低信託報酬の商品がそろっていればシンプルに企業型DC+つみたてNISAでよい

上記を踏まえますと、

・お勤めの会社の企業型DCのラインナップに低信託報酬の商品がそろっていれば、企業型DCを優先的に活用する

・そもそも会社の制度上、個人型DCを併用できるのかを担当部署に確認する

というのが次にとるべきステップです。

個人型DCを併用したとしても、拠出限度額が増えるわけではなく、企業型DCの枠の一部を利用して個人型DCを利用する形になりますから、あまり大きなメリットはないですね。

優秀な商品がそろっていれば、シンプルに「企業型DC+つみたてNISA」とすることをおすすめします。

 

まとめ

企業型DCはメリットが非常に大きい制度です。

会社の契約している運営管理機関やその商品ラインナップに不満がなければ、まずは企業型DCを最大限に活用されるとよいでしょう。

それでも資金に余裕があるならば、つみたてNISAを併用することをおすすめします。

 

こんな記事も書いています。

マネックス証券の個人型DCの最大の魅力は、eMAXIS Slimシリーズの低信託報酬の恩恵に預かれる所です。このように、個人型DCは自分の好きな金融機関を選ぶことができますので、商品選択も自由なのが魅力です。

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つみたてNISAを比較した場合、確定拠出年金の節税効果はやはり魅力的です。ただし、あくまで年金ですので60歳まで資金が拘束されるというデメリットはあります。

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つみたてNISA、iDeCo、海外株・ETFの利用において、それぞれおすすめの証券会社が微妙に異なります。SBI、楽天、マネックスのネット証券大手3社から選べば大怪我はありませんが。。

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