神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

【アセット・アロケーション】年齢や投資額の多寡によって資産配分を柔軟に変更しよう

おはようございます。

投資額や年齢に応じて、アセット・アロケーションは柔軟に変更していく必要があります。

基本的には、

1) 年齢が若く、投資額が少ないうちは株式100%の配分でもOK

2) 定年退職が近づき、総資産額が増えるにつれてリスク資産の割合を下げる

3) 総資産額が1億円規模になってくれば、インカム重視の戦略が有効

このあたりが重要だと思います。

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年齢や投資額の多寡によって資産配分を柔軟に変更しよう

投資額が少ないうちはリバランスはほぼ不要

そもそも、投資額が少ないうちはリバランスをしても意味がありません。

例えば、30代でコツコツ貯めてきた貯金が1000万円あると仮定します。

投資歴が浅く、そのうち100万しか投資をしていないようなケースです。

 

この場合、よほどの浪費家でなければ、生活防衛資金を含めて900万円あれば無リスク資産は十分です。

年齢が若ければ、投資期間も長く確保できますから、当然100万円の投資枠は最大のリターンを求めて株式100%に投入でOKですね。

この100万円の中で、債券が20%、REITが5%、金が10%・・・とチマチマやることには何も意味がありません。

何も考えず、株式100%が正解です。

1000万円のうちのたかが100万円を守りにいってどうするのでしょうか。

 

株式100%の場合、最大で50〜60%の減価に耐えられるか想定しておこう

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株式100%の場合、最大でどの程度のリスクがあるかを知っておくことは重要です。

一つの目安としては、仮にリーマンショック級の大暴落が来た場合には、株式クラスは50〜60%減りうると考えておくとよいでしょう。

上記のケースの場合は、大暴落が来たとしても100万円が40万円になるだけのことで、その人の生活には直接的なダメージはありません。

時々、50万円の投資枠が25万円になった程度で狼狽する方がいますが、どんなに優れた投資法でも短期的にその程度の損を抱える可能性はあります。

その程度でいちいち狼狽していたら、心臓がいくつあっても足りません(笑)

多分、投資自体向いていないでのやめて目の前の生活に集中した方が幸せになれるかもしれません。

投資はやった方が幸せになれる確率が高いと私は確信していますが、やらなくても当面の生活に困るわけではありませんので、不安で生活に支障が出るようならばやらない方がマシです。

 

年齢が進み、投資額が増えるにつれてリスク許容度を下げよう

ところが、金融資産総額が大きくなってくると同じことは言えなくなってきます。

例えば、10年くらい仕事と投資をコツコツ継続して、貯金を含めた金融資産総額が5000万円に達したとします。

5000万円のうち2000万円を貯蓄、3000万円を投資に回していると仮定します。

仮に、この3000万円を100%株式に投資していると仮定すると、リーマンショックと同レベルの暴落がやってきた場合の被害はかなり大きくなります。

3000万円が1200〜1500万円になるわけですから、その時に平常心でいられるかはよく検討しておくべきです。

もちろん、インデックスファンドやETFで世界全体に分散投資をしている場合、その後も長期で保有すればいつかは元の水準やそれ以上に戻る可能性は高いです。

しかし、多くの方は暴落時にパニックになって売ってしまい負けるというわけですね。

サラリーマンの方であれば、定年間近になってそのような大暴落に巻き込まれたら目も当てられません。

早めに資産配分を再検討して、リスク資産の割合を下げておきましょう。

 

 

投資額が増えればインカム重視の投資戦略が有効となる

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仮に、50代の頃に1億円が手元にあれば、インカム重視の投資戦略が非常に有効です。

1億円ですから、為替相場が1ドル=100円と仮定すれば100万ドルとなります。

これくらいの規模になってきますと、積極的にキャピタルゲインを狙いにいく必要がなくなってきます。

債券投資で安定したインカムを狙うだけでも見える世界がかわってきます。

 

1億円あれば債券投資だけでもキャッシュマシーンとなりうる

例えば、米国債券ETFの代表にBNDやAGGといった商品があります。

利回りは、大体2〜2.5%程度です。

実際には税金が引かれますので、手元に残るのは2%程度でしょう。

たかが2%とはいえ、100万ドル規模で投資をすれば年間に2万ドルですから、為替の変動がなければ年間200万円の不労所得が入ることになります。

長期的に円安が進めば、円建てではさらに収入額が増える可能性もあります。

 

BNDは「100年に1度の大不況」と呼ばれたリーマンショックの時ですら、5%強しか下がっていません。

よって、かなり安定したインカムを生むキャッシュマシーンとなってくれるでしょう。

1億円規模になれば、コインパーキングをやる、不動産をやる・・・など他の選択肢も上がってきますが、BNDを買うだけならば特別な才能は何もいらないですから。。

お金持ちがさらにお金持ちになっていく所以ですね。

 

まとめ

年齢が若く、投資額が少ないうちはハイリターンを狙って株式100%でもOKです。

定年が近づくにつれてリスク資産の割合を減らし、資産規模によってはインカム狙いの投資に切り替えていくことも有効でしょう。

 

こんな記事も書いています。

インデックス投資であれば、最低でも20年くらいのスパンで長期投資を考えたいものです。そういった意味では、若い人ほどリスクを抑えて高いリターンが見込める投資法と言えるでしょう。

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ドルで投資をしてドルで配当をいただくことで、選択可能な商品の幅が大きく広がると思います。

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資産配分を柔軟に変更する自信がない・・・という人にとっては、ウェルスナビなどのロボアドバイザーも選択肢の一つになってきます。特に、今後さらに普及して手数料が下がれば非常に魅力的ですね。

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