神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

【バランスファンド】メリットとデメリット、その利用価値は?一つ選ぶならば世界経済インデックスファンドですね。

おはようございます。

バランスファンドは一部の投資家から根強い人気があります。

バランスファンド一本購入するだけだとシンプルで手間が全くかからず、資産管理が容易という点が最も評価されているのだと思います。

私自身はバランスファンドは利用しない派ですが、本日はバランスファンドのメリット、デメリットについて検討してみます。

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バランスファンドのメリット、デメリットと利用価値を考察する

バランスファンドの商品ラインナップをみてみる

私自身、バランスファンドに関しては最近は調べてもいなかったので、今の現状を調べなおしてみました。

昔からのバランスファンドの中には、信託報酬が1%以上の物もあり、こういった商品は購入する価値がありません。

近年、投資信託の信託報酬が全体的に低下していることを考えると、バランスファンドとは言え、信託報酬0.2〜0.3%程度が目安になるでしょう。

 

となると、候補としては、

・ニッセイインデックスバランスファンド(6資産均等型)

・eMAXIS slim バランス(8資産均等型)

・たわらノーロードバランス(8資産均等型)

・三井住友DCつみたてNISA世界分散ファンド

・ニッセイインデックスバランスファンド(4資産均等型)

あたりになりますね。

まずは、バランスファンドのメリットから見ていこうと思います。

 

バランスファンドの利点はリバランスを自動でやってくれること

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バランスファンドの最大の利点は、リバランスを自動でやってくれることですね。

逆に言えば、それくらいしか利点が見つかりません。

自分の好みの資産配分に合致するバランスファンドが運良く見つかった方は、それ一本に絞るのもありです。

個別に買い付ける場合と比べると、少々手数料が割高になる可能性がありますが、バランスファンド一本だけだと損益計算などが大幅に楽になるメリットがあります。

これは、投資を始めたばかりの方にとっては見逃せないメリットですね。

しかし、上記のバランスファンドの資産配分は、個人的にはしっくりこないものばかりですので、私自身は実際には購入したことはありません。

 

バランスファンドの多くは、若い人にとって海外株式への配分が少なすぎる

個人的な意見としては、多くのバランスファンドの資産配分は、若い投資家の方には積極的におすすめしづらいです。

その理由は、

1) 海外株式への配分が少なすぎる

2) 市場規模と比較して、REITへの配分が大きすぎる

3) 新興国債券への配分が大きすぎる

からです。

信託報酬が最安クラスのバランスファンドの多くは8資産均等型です。

8資産均等とは、国内の株・債券、先進国の株・債券、新興国の株・債券、国内外のREITに1/8ずつ均等に投資をするものです。

8資産均等に投資をするのが最適解とはどうしても思えないんですね。

若い方ならば、やはり先進国株式市場をメインに据えて、長期的なリターンを狙いにいくべきだと考えます。

 

世界経済インデックスファンドならば悪くはないが・・・

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私がバランスファンドをあえて購入するならば、資産配分的には世界経済インデックスファンド(株式シフト型)にします。

これは単純に、海外の株式市場への投資割合が高いからです。

・株式が、先進国株 45%、新興国株 22.5%、国内株 7.5%

・債券が、先進国債券 15%、新興国債券 7.5%、国内債券 2.5%

ですから、若い世代にはちょうど良いと思います。

無リスク資産である国内債券の割合が2.5%と少ないですので、かなりの値動きがあるでしょうから、実際には他に十分量のキャッシュを確保しておく必要はありますが。。

 

もう少しディフェンシブに行くならば「基本型」ですね。

・株式が、先進国株 30%、新興国株 15%、国内株 5%

・債券が、先進国債券 30%、新興国債券 15%、国内債券 5%

悪くはありませんが、新興国債券の比率が高く、国内債券の比率が低いままなので、そこそこのリスクはありますね。

債券シフト型は検討する価値はないでしょう。

世界経済インデックスファンド(株式シフト型)ならば、これ一本に絞りたい方にはおすすめできますが、信託報酬0.55%は時代遅れになりつつありますね。

 

バランスファンドは個別に購入すれば信託報酬0.2%台で作れます

世界経済インデックスファンドは、一昔前の信託報酬の水準ならば十分におすすめできましたが、今だとやや割高感は否めません。

特に、先日eMAXIS slim新興国株式の信託報酬が0.19%に下がることが発表されたのが大きいです。

先進国株だけでなく新興国株の信託報酬も0.2%前後まで下がりますと、個別に買い付ければ0.2%前後の信託報酬で組めてしまいますから、バランスファンドの割高感が目立ってしまいますね。

世界経済インデックスファンドは手数料が割高で、0.2%台の低信託報酬の8資産配分型は資産配分的におすすめできないとなると、積極的におすすめできる商品が存在しないことになります。

それならば、シンプルに「楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)+債券ファンド」の方がマシな気がします。

 

投資をするならば、アセット・アロケーションくらいは自分で考えたい

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せっかく投資をするならば、アセット・アロケーションくらいは自分で考えたいものです。

逆に、アセット・アロケーションの意味すら分からないという方は、バランスファンドを選ぶ理由があるかもしれません。

アセット・アロケーションの場合、プロに任せっきりにしたからそれが最適解というわけではありませんので、そのために高い手数料を払うほどの価値はないと考えています。

 

このような事を言うと真面目なインデックス投資家の方に怒られるかもしれませんが、個人的にはリバランスなど大体でOKだと思っています。

あまり厳密にやりすぎる必要はありませんし、厳密にやるほどの価値はありません。

よほど大きく自分の理想の資産配分からずれた場合だけに限って、可能ならばノーセルリバランスが理想ですね。

下手に売買するとその時点で利益確定で20%の税金がとられますから、複利の効果が薄れます。

私の場合は債券は保有していませんから、キャッシュポジション(円・ドル)の割合をかえることでリバランスの変わりとしています。

 

まとめ

バランスファンドの魅力は、これ一本保有しておけばリバランスが不要で資産管理が容易という点です。

一方で、個別に買い付ける場合と比べてやや信託報酬が割高な点と、自分の理想とする資産配分の商品を見つけるのが困難という問題点もありますね。

 

こんな記事も書いています。

個人的には、バランスファンドよりも楽天VTや楽天VTIに魅力を感じます。これらの株式ファンドをメインに据えて、リスクを下げるために一定量のキャッシュや国債を確保するのが王道ではないでしょうか。

www.churio807.com

 

EXE-iつみたてシリーズも今後も魅力的な商品になりそうです。楽天バンガードとの勝負ですね。

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バランスファンド以外では、ウェルスナビなどのロボアドバイザーも評価できますね。ただし、1%の手数料はやや割高感が否めませんが。

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