神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

ETFか投資信託か?ETFを積極的に購入するならば、より大きなスケールで投資をすることを意識したい

おはようございます。

投資をやっている方ならば、誰もが敏感になるのが信託報酬を始めとする手数料や税金だと思います。

しかし、近年ではインデックスファンドの信託報酬が一昔前よりもだいぶ下がってきており、細かい信託報酬の差を気にしすぎるのは時間の無駄と言えるレベルになってきました。

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インデックスファンドの信託報酬の値下げ競争が投資環境を改善した

投資信託は、円建てで購入できることと、少額から投資が可能で積立も可能ですので、投資初心者の方には非常に人気があります。

近年、インデックスファンドの信託報酬は毎年のように値下げ競争が行われており、その信託報酬のレベルはETFにかなり近い所まで来ています。

例えば、先進国株式市場へ投資をするMSCIコクサイ・インデックスに連動するインデックスファンドの投資信託は、0.2%前後まで下がっています。

一昔前は0.5%前後の基準でしたから、この数年でかなり改善しているといえます。

日本の投資環境はここ数年で劇的に改善してきていることを実感します。

 

投資信託の信託報酬はETFに近い水準まで下がっているが、同じになることはない

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投資信託という商品の性質上、ETFと比べて手数料が少々割高になるのはやむを得ません。

ETFと同じ水準まで手数料を下げるのはどう考えても無理ですので、今の0.1〜0.2%の差というのは限界近くまで頑張っているといえます。

これ以上の値下げをしてしまうと、販売側にとってほとんど売るメリットのない商品になる可能性が高いので、かなり厳しいでしょう。

よって、この先しばらくは、ETFならば手数料0.05〜0.10%前後、投資信託ならば0.2%前後というのが一つの目安になります(新興国投資の場合はもう少し割高です)。

 

 

0.1%の信託報酬の差がものを言うのは、投資スケールが大きくなってから

さて、投資信託かETFかという議論は常に話題に上がりますが、要点は信託報酬0.1%レベルの差を気にするほど大きなスケールで投資をしているかどうかです。

年間の投資額が50万程度(月4万程度)の場合、信託報酬の0.1%の差を気にすることに意味がありません。

10年継続しても投資元本はたかが500万円程度ですので、0.1%の手数料の差は年間5000円の差にしかならないからです。

仮に運良く2倍まで資産が増えていたとしても1000万円ですので、手数料の差は10000円程度です。

10年後の5000円や10000円のために、あれこれ考えるだけ時間の無駄とも言えます。

 

投資スケールが年間500万ならば、0.1%の手数料の差も無視できなくなる

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一方、投資のスケールが年間500万円とすれば、0.1%の手数料の差でも10年後には大きな差が出てくる可能性があります。

同じ10年でも、元本だけで5000万円です。

運良く2倍に増えたとしたら、それだけで1億円になります。

このレベルになると、0.1%の手数料の差が10万円ということになりますから、馬鹿にならなくなってきます。

信託報酬0.1%の差を気にするならば、これくらい大きなスケールで投資をしたいものです。

 

投資のスケールを大きくするという気合いをこめてETFを買っています

ETFと投資信託の手数料の差が小さくなってきている昨今では、積極的にETFを購入するメリットを得るためには、より大きなスケールで投資をするしかありません。

インデックス投資信託はノーロードが基本になってきていますが、ETFは未だに買付金額の0.45%の購入手数料(最小5ドル、最大20ドル)がかかるからです(NISAは除く)。

よって、投資のスケールが小さければ購入手数料で負けてしまい、信託報酬の0.1%の差というメリットを享受できなくなります。

 

逆に、私の場合「ETFは絶対に大きな金額で投資しないと損をする」という点を利用することで、毎月絶対にお金を貯める気合いを入れています。

具体的には、毎月の給料から「1/2貯金」を実践しており、毎月3000〜4000ドル程度をドル転しています。

為替は考えてもよく分からないので、最近では毎月月初にドル転とルールを決めています。

株式市場が堅調ですので、その全てを投資に回すわけではなく、実際にはかなりの部分がドルのままストックされている状況ですが。。

 

まとめ

死ぬ気で頑張って大きなスケールで投資をする気合いのある方はETFがおすすめです。

手数料の差が小さくなった昨今では、少額ずつのコツコツ投資派がETFを積極的に購入する理由はなくなってきました。

黙って投資信託を積立てておいた方が賢明です。

 

 

こんな記事も書いています。

今のような長期に渡る順張り相場の場合、勤倹貯蓄とインデックス投資に徹し、投資にかける時間は最小限にとどめるのが最も時間対効果が高いと思います。

www.churio807.com

 

iDeCoやNISAは税制面において非常に優れた制度ですが、投資枠が限られているのと選べる商品に制約がありますので、それだけコツコツやっても億万長者になるのは不可能です。

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