神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

ゼロから始める資産形成の攻略法その14「アセットアロケーションの考え方をマスターしよう」

おはようございます。

前回の記事では、何歳までにいくらの資産形成を目指すのかという、資産形成のゴール設定をすることの重要性を述べました。

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きちんとしたゴール設定をせず、戦略なしにただやみくもに投資をしても、最終的にその投資が成功だったかどうかが全く分かりません。

 

そのような罠に陥らないために、「◯歳までに◯円の資産を築くには、年に◯円を投資に回して、そのお金を年利◯%で運用する」という明確な目標をたてましょう。

さて、本日は投資において最も重要なアセットアロケーションについて考えてみます。

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ゼロから始める資産形成の攻略法その14

アセットアロケーションには、節約や節税法のように絶対的な正解はありません。

いろいろな投資ブログや投資本を参考にしながら、自分にとってベストと思える資産配分をよく考え、それに従って淡々と資産形成を進めることが重要です。

 

一度、「この資産配分で行く」と心に決めたら、必ず紙やデータに記録しておきましょう。

記録に残しておかないと、後で投資の方針がぶれていないかチェックすることができなくなります。

そして、後ほどアセットアロケーションを変更する時は、変更する合理的な理由を述べられるようにすることが重要です。

 

無リスク資産とリスク資産に分けて考える

まず、自分の全資産のうち無リスク資産をどの程度持つか考えます。

無リスク資産とは元本が実質的に保証されている資産のことです。

 

無リスク資産:預貯金、国債など

リスク資産:株式、海外債券、REIT、コモディティなど

ですね。

 

国債に関しては、個人向け国債の類は元本保証なので無リスク資産と言えますが、日本債券インデックスファンドは値動きは小さいものの値下がりすることもありますので、厳密な意味で無リスク資産とはいえないかもしれません。

 

無リスク資産を何で保有するか考えよう

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次に、無リスク資産をどのような形で保有するかを考える必要があります。

私は、無リスク資産は100%キャッシュ派です。

 

一部投資家の中では、無リスク資産として個人向け国債「変動10」といった長期債も人気があります。

その要因の一つに、各会社のキャッシュバックキャンペーンなどがあるようですが、私自身はそのようなわずかなお金のために時間や手間をかけるのがもったいないのでやっていません。

ご興味ある方は調べてみてもよいかもしれません。

 

私は、日本国債インデックスファンドや個人向け国債への投資は「労多くして益少なし」だと思っています。

いざという時に手元のキャッシュほど頼りになるものはないからです。

定期預金も普通預金と比べて金利は良いですが、一定期間資金が拘束されるデメリットはありますね。

 

流動性が最も高いのはキャッシュです

無リスク資産の置き場として、楽天銀行かイオン銀行ならば、特定の条件を満たせば普通預金の金利が0.1%になりますので、これで十分だと考えます。

 

基本的に、私は無リスク資産に関しては「流動性を保つ」ことが最も重要だと考えています。

そして、いつの時代も最も流動性の高い金融資産はキャッシュです。

詳しくは下記の記事を参照いただければと思います。

 

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また、いくらキャッシュが無リスク資産とはいえ、一つの銀行に全ての資金を集中することもリスクと考えています。

そのため私は、3つの銀行(メガバンク1社とネット銀行2社)に分けて資金を保有しています。

ネット銀行の利便性・金利面での優位性は疑いようがないですが、実店舗を抱えるメガバンクにも一定の資金を置いておいた方がよいと思います。

 

日本国内中心に投資するか?海外中心に投資するか?

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これは、結論から言えば海外中心に投資をすべきです。

雇われの身であれば、サラリーマンとして働き続けられる限り、毎月定期的に日本円での給与収入が入ることが保証されています。

特に、我々医師の場合、医師免許というライセンスを持っているため、健康に注意していれば、一定以上の給与収入を安定して稼ぐことが十分に計算できます。

十分な量の預貯金(円)を保有していれば、それ以上円建て資産を増やすのではなく、外貨建て資産を増やすことを考えるべきだと思います。

 

今の世界情勢を考えると、ここで言う外貨建て資産とは、ドル建て資産と言い換えてもOKです。

とにかく、日本国内だけでなく海外への投資を積極的に行いましょう。

 

株式、債券、REIT、コモディティ。どのアセットクラスに資産を振り分けるか?

結論から言えば、大半は株式クラスに投入すべきです。

それも国内ではなく、海外の株式市場に投資をすべきです。

 

REITは、ポートフォリオのメインにはなりえません。

REITは株以上に値動きが激しく、ボラティリティが高いため、REITをメインの投資対象とするのはハイリスクです。

保有するとしても、ポートフォリオの隠し味程度に少量保有する程度で十分でしょう。

日本REITは、リーマンショック直後にものすごい利回りをつけた買い時がありましたが、不動産市況の良い今の時代は良い投資先とは言えません。

 

債券に関しても、もう少し金利が上がってこないと、現時点では投資妙味は少ないと思います。

年配の方ならば債券に資金を大きく割り振ってもよいと思いますが、若い方であれば、バランサーとして少量を保有する程度で問題ないと考えます。

 

「わたしのインデックス」でいろいろシミュレーションしてみましょう

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インデックス投資をメインで考えている方ならば、下記の「わたしのインデックス」というサイトで各資産配分での期待リターンとリスクをシミュレーションすることが可能です。

myindex.jp

 

必ずしも計算通りにいくわけではありませんが、債券や株式の割合がかわるとどの程度リスクやリターンが変化するか、いろいろ試せるのは面白いと思います。

 

まとめ

無リスク資産とリスク資産の資産配分について自分なりによく検討しましょう。

私個人は、今は超低金利ということもあり、無リスク資産は全てキャッシュ、リスク資産の大半は株式に投入しています。

複雑なのが嫌いなのでできるだけシンプルに管理することを心がけています。

 

 

こんな記事も書いています。

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あくまで私個人の意見ですが、国債を保有するくらいならばキャッシュを大量保有した方がマシだと考えます。

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