神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

飲食店でのマナーなど、公共の場での何気ない言動にその人の人間性が滲み出ますね

おはようございます。

外食をやめて全て自宅ご飯にすれば大きな節約になることは頭では分かっているのですが、やはり時々の外食はやめられません。

最近、外食をするたびに思うのが、飲食店でのマナーにはその人の人間性が滲み出ているなということです。

何気ない一言や態度が相手の心象を大きく悪くしたり、逆に良くすることは職場や家庭でもしばしば経験しますので、公共の場での言動には気をつけたいものです。

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飲食店のマナーなど、何気ない所に人間性が現れますね

外食産業というのは飽食の現代ならではのビジネス

外食産業というのは、現代ならではのビジネスです。

かつては、食料というのは自給自足が中心で、今のように食料が余って捨てられるということ自体が考えられませんでした。

長い歴史を紐解いてみれば、毎日汗水垂らして働いた結果、ようやくギリギリ食べていけるだけの食料が生産できるという時代が大半だったわけです。

一人あたりの食料の生産性が、現代と比べてそれだけ低かったということですね。

世の中の大半の人は農業を中心とした第一次産業に従事しており、ごく一部の特権階級の人達だけが、自ら汗水垂らして働くことなく、彼らの収穫を税金として徴収して生きていけました。

もちろん、遠出をする時にやむを得ず外食をするということはあったでしょうが、自宅にいながら時々お金を払って外食を楽しむという考えは現代ならではのものです。

 

外食の時には、料理だけでなくサービス・空間・雰囲気にも対価を払っている

現代は飽食の時代ですので、少しの対価を支払えば、スーパーマーケットで好きな食材を好きなだけ手に入れることが可能です。

このような恵まれた時代は、長い歴史の中でほんの限られた期間だけですので、我々は本当にありがたい時代に生まれたといってよいでしょう。

 

さて、純粋に料理の内容だけを見てみれば、ほとんどのレストランが自宅で食べるよりもだいぶ割高です。

ただ食べ物を食べるというだけならば、食材をスーパーマーケットで購入し、自分で調理して食べた方が安上がりですので、経済的には合理性があります。

しかし、現実にはこれだけ外食産業が発展しているわけですから、それなりの理由が考えられます。

 

外食をする時には、その店の料理にお金を払っているのは当然ですが、それに加えて、自分で料理や片付けをしなくてもよいという利便性(時短)や、お店の提供するサービス・空間・雰囲気、お店で特別な相手と一緒に過ごす時間にもお金を支払っています

それに見合う価値があると思えば外食をするし、それに見合う価値がないと思う人は外食をしないわけです。

 

店員に向かって横柄な、無視するような態度をとる客は小物

上記のように、外食に行く理由は人それぞれだと思いますが、純粋に食べ物を食べること以外のなんらかの付加価値を求めて来店するケースが大半かと思います。

そして残念なことに、一部の飲食店を除いて、店側はお客を選べないという事実があります。

どんなに残念な客であっても、来店してしまったからには店側はサービスを提供せざるを得ないわけです。

そういった客はお店側にとっても、固定客・上客の獲得につながらないだけでなく、お店がそれまでに培ってきたサービスや雰囲気を台無しにするため、できるだけ相手にしたくないものです。

 

このように考えてみると、飲食店のお客さんはお金を払ってサービスを受ける立場ではありますが、サービスを受ける側にも最低限のマナーというものがあると思います。

店員が注文を取りに来ても店員を見ずに「はい、はい、それで」と無愛想な返事しかしない客や、店員に注文の確認をされても黙ったままの客、店員が料理を持ってきた時に「ありがとう」の一言も言えない客を見ると、大変残念な気持ちになります。

 

公共の場での態度に本来の人間性がにじみ出る

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レストランという公共の場で無意識に横柄な態度をとる人は、そこに本来の人間性が滲み出ていると思います。

もちろん、職場ではものすごく優秀な人であったり、家庭では良い父親・母親である可能性はあります。

しかし、そういった人は、優秀な分、逆に公共の場での残念な感じが際立つといってもよいかもしれません。

また、単なる優秀を飛び越えて超一流の人は、公共の場でそのような態度をとる方はまずいないでしょう。

我々医師も、患者を相手としたサービス業ですので、愛想の良さ、相手に好感を持たれる態度かどうかによって、同じ医療を提供したとしても大きく満足度がかわることを意識すべきです。

特に、我々医師は、初診の患者さんに与える第一印象というものは思いの外大事です。

医者の第一印象が良ければ、その後の診療もスムーズに進むことが多いからです。

 

店員やシェフに「美味しかった。ありがとう」の一言を添えよう

ウェイターから良いサービスを受けた時には、笑顔で「ありがとう」の一言を添えましょう。

ただでさえ日本では欧米のようにチップの習慣がないわけですから、好意的な言葉と笑顔を添えるだけでも、相手の受ける印象は大違いです。

また、提供された料理が特別に美味しかった時には、少々図々しく思われるかもしれませんが、シェフに「美味しかった。ありがとう」の一言を添えてもよいのではないでしょうか。

そういったポジティブな一言が、シェフのやる気やお店全体の士気に大きな影響を与えると思います。

シェフは、普段は調理場で直接お客さんから「ありがとう」を言われる機会は意外と少ないものです。

何気ない一言が相手の心象を悪くする可能性もあれば、一発で相手の心をつかんで好印象にかわることもあることを意識して生活したいものです。

 

 

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