Dr.ちゅり男のインデックス投資 

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個人投資家の最大の武器「時間」を味方にして節税まで可能なi-DeCOはやはり最強

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おはようございます。

私の周囲でもi-DeCoを始める方が増えてきましたが、それでもまだ一部でしょうか。

個人投資家の最大の武器である「時間」を強制的に味方につけ、おまけに節税まで可能なi-DeCoは近年まれに見る優れた制度です。

5年間という謎の縛りと作ってしまった現行NISAとは比べ物になりません。

個人的には、現行NISAよりも2018年から始まる積み立てNISAに期待しています。

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「時間」を味方につけて節税まで可能なi-DeCoはやはり最強

まだi-DeCoを始めていない人は、その時点で資産形成において出遅れています。

投資も大事だけどその前に節約・節税、が資産形成の鉄則です。

会社で働いて給料をもらい続けている限り、毎年確実に◯万円の節税ができるチャンスが目の前に転がっているのに、知らなかったでは済まされません。

このあたりは、そういう制度が存在することを知っているか・知らないか、知ったうえで実践したか・しなかったかが運命を分けます。

 

本気で老後の心配をしているならば、今すぐにi-DeCoの口座を開設しよう

「俺は好きなことだけやって、太く短く生きるから、60歳以降のことなど考えない」という人はi-DeCoに入る価値はありません。

しかし、下の記事で取り上げたように、現状の老齢基礎年金と老齢厚生年金だけでは自分の老後が心配だという人が大半でしょう。

もし、将来の年金に過大な期待をしている方がいらっしゃったら、下の記事で簡単な計算式を紹介していますので、一度自分の年金の予想受取額を計算してみるとよいでしょう。

 

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残念ながら、心の中で心配しているだけでは現状は何も変わりませんので、心から自分の老後を心配しているならば、今すぐにi-DeCoの口座開設をして満額で積み立てを開始してください。もちろん、配偶者の分も一緒にです。

満額といっても、企業年金未実施の会社員で23,000円が上限ですからたいした額ではありません。

第1号被保険者(自営業者)は68,000円まで積み立てることが可能ですので、雇われの身からすると羨ましい限りです。

とにかく、税制上有利な制度は最大限に活用することが重要です。

 

個人投資家の最大の武器の1つは「時間」

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個人投資家として成功するための最大のコツは、やはり「時間」を味方につけることだと思います。

投資は若いうちに始めれば始めるほど有利と言われるのも、若いうちに始めるほど投資期間を長く確保することができるからです。

プロの機関投資家は、毎年リターンを出し続けることを求められます。

それが彼らの仕事だからと言ってしまえばそれまでですが、実に厳しい世界で生きているのだなと同情します。

毎年確実にリターンを求められると、やはりそれ相応のリスクを背負った投資をする必要がでてくるからです。

また、いくらプロの投資家であっても、大きな景気の谷の局面で勝ち続けることはまず不可能です。

一方、30年後に資産が増えていれば勝ちという個人投資家の場合、勝つために選べる戦略の幅がかなり広がってきます。

 

i-DeCoは強制積み立てなので継続しやすいのもメリット

最大限の節税効果を得るために、拠出額は満額にするのが常識です。

i-DeCoの掛け金を満額にするほど家計に余裕がないという人は、一刻も早く家計をスリム化してください。

とにかく節約・節約・節約をして、余ったお金をi-DeCoに回すのです。

i-DeCoは毎月決められた日に強制的に掛け金が拠出されますので、半強制的に続けられる仕組みなのは大きな利点です。

強制的にドルコスト平均法で投資し続けることになります。

 

ドルコスト平均法がベストな投資法かどうかは疑問が残りますが、初心者にとってベターな投資法の一つであることは間違いありません。

なぜドルコスト平均法がベストな投資法ではないかというと、私は個人投資家のもう一つの武器は「市場に参加しない」ことを選べる点だと思っているからです。

適切な時期だけ市場に参入し、不適切な時期は市場から離れる・・・というヒット・アンド・アウェイが自在にできるのが個人投資家の面白いところです。

残念ながら、こちらのメリットはi-DeCoでは利用できませんね。

 

 

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貯金や投資においては、自分の意思の力を過信しないことが重要です。貯蓄分は給与から先に天引きにして、残ったお金の範囲内で生活することを心がけましょう。目標は1/4貯金ならぬ1/2貯金です。

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ドルコスト平均法によるインデックスファンドの積立投資本の中で、圧倒的に読みやすいのがカン・チュンド氏の下記の書籍だと思います。積立投資を始めるつもりの人は全員必読の書です。

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