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投資、仕事、家庭において時間の活用ルールを決めておこう(投資編)

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おはようございます。

お金は生まれによって差があることがありますが、時間は万人に共通に与えられる資源です。

富裕層になればなるほど、「お金はこれ以上いらないから時間が欲しい」と言いますが、どれだけお金を積んでも買えないのが時間です。

そのような最も貴重な資源である時間について、自分なりの活用ルールを考えておく必要があります。

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投資、仕事、家庭において時間の活用ルールを決めておこう

何も考えずに毎日生活をしていると、基本的に今の生活から変わることはありません。

自分が一日の中で費やす時間が大きいものについては、時間をどのように投資するかあらかじめよく考えておく必要があります。

子持ちのサラリーマンの場合、実生活においては職場での時間、家庭での時間が大半を占めるかと思います(よほど外で遊びまくっている人は除く)。

職場・家庭でどのように時間を使ったらより自部の生活を改善できるか?

常に考えるようにしたいものです。

人間あまりに忙しすぎると目の前の仕事に忙殺され、こういった思考回路が停止しますので非常に危険です。

また、投資においても時間をどのように利用するかは重要です。

以下、私自身が個人的に気をつけているルールについて紹介します。

 

投資でのルール 1:若い時から開始して複利の力を最大限に利用する

私自身は大学卒業前から投資を始めましたので、20代前半から投資をしていることになります。

初めは投資信託を購入しており、一時期は個別株にハマりましたが、今は仕事が多忙なこともあり、平常時にはもっぱらETFを購入しています。

 

個人的な経験から確実に言えることは、投資期間は長ければ長いほど安全性が高まるということです。

一般的には、アセットアロケーションの中で株式の割合が高まるほど(債券の割合が減るほど)リターンが高くなるかわりにリスクも高まると言われています。

理論上は間違いないのでしょう。

しかし、十分な量のキャッシュを別に用意してあり、安定した給与収入が今後も見込める方であれば、個人的には株式100%というアセットアロケーションは悪くないと思います。

むしろ30年以上の運用期間が確保できる人ならば、全てを株式クラスに投資しても問題ないとすら考えています。

ただし、何があっても途中でやめないというのが大前提です。

 

「72の法則」は短期的には予定通りにいかないことが多い

長期投資に関する本を読むと、複利に関する簡単な計算法として「72の法則」がよく紹介されていると思います。

この法則は、72を予定運用年数で割ると、その期間で資産が2倍になるのに必要なり周りが計算できるものです。

例えば、

1) 5年であれば 72÷5= 14.4%

2) 10年であれば72÷10= 7.2%

3) 20年であれば72÷20= 3.6%

となります。

そもそも、年利7〜14%を毎年コンスタントに達成するというのはプロでも至難の業ですので、投資期間が10年では短すぎることが明らかです。

さらに注意が必要なのは、景気には山谷がありますので、72の法則はあくまで理論であって、実際には毎年計算通りに増えていく可能性はほぼゼロであるということです。

5年程度の短期スパンで考えていると、その間にリーマンショック級の大不況がやってきたら一発でアウトです。

一方、20年のスパンであれば、途中でリーマンショック級の大不況がやってきたとしても、その後の景気回復の期間も見込めます。

よって、最終的に年利3.6%であれば十分に達成可能な数字になります。

 

投資でのルール2:投資行動にかける時間は最小限にする

個人的には、「投資期間はできるだけ長く確保し、投資自体にかける時間は最小限に抑える」のが最も時間対効果が高いと思います。

医師の場合はアルバイトの時給単価が比較的高いので、個別株の銘柄選択であれこれ悩む暇があれば、半日バイトした方が手っ取り早くリターンを改善させられるというのもあります。

個別株は投資信託やETFと比べると面白いのでハマってしまいますが、やはり四季報を読んで数字を分析し、自分なりにベストと思われる銘柄を選択するとなると膨大な時間が必要です。

投資にかける時間を最小限にするには、やはり投資信託かETFという選択がベストです。

投資信託では、投信積立を設定していまえば証券会社のページを開く必要すらありませんので、労力は限りなくゼロに近いです。

普段は投資のことなど忘れて仕事や家庭のことに集中したい、半年に一回や年一回しか証券会社の画面を開きたくないといった最強にズボラ(仕事に対して真面目ともいう)な人にもおすすめです。

私個人としては、国内の投資信託よりもバンガード社をはじめとした米国の会社から発売されているETFに商品としての魅力・将来性を感じますので、ETFを購入しています。

投信積立よりは若干の手間がかかりますが、ネット証券ですので、円をドルに両替して、ETFを購入するまでものの5分もあれば可能です。

 

まとめ

投資期間をできるだけ長く確保し、投資自体にかける時間は最小限にするのが忙しいビジネスマンにはおすすめです。

 

 

こんな記事も書いています。

投資経験ゼロの人は、まずはi-DeCOから始めるのが最適です。節税効果の分だけ負ける確率が低いからです(早死したら負けですが)。

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