神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

早期リタイアを目指して投資に励むのはいいけど、実際には仕事は辞めない方がいいと思う

こんにちは。

自分がブログをやり始めてから、必然的に他の人のブログを拝見する機会が増えました。

株式配当金やGoogle adsenseなどの収入だけで暮らす生き方を目指している方も結構いらっしゃるようですが、私には(チキンなので)怖くてとてもできません。

今日はその理由について考えてみたいと思います。

 

f:id:shinkei807:20170411155332j:plain

 

 今の仕事を辞めたくなったら人的資本という考えを思い出そう

日々の仕事がつらい、お金に困ってさえいなければ会社を辞めて自由に過ごしたいという気持ちはよく分かります。

私も、お金と時間に余裕さえあればハワイで1ヶ月くらい長期バカンスを取りたいと思っている人ですから(笑)

ただし、私の場合は実際には医者の仕事を辞めることはありえません。

それは、私が根本的にチキン野郎であるという後ろ向きな理由以外に、人的資本という観点から考えると仕事を辞めるのは資産形成においてどう見ても不利な選択だからです。

 

金融資産投資は大きなスケールでやった方が有利

投資というと金融資産投資にばかり目が向く人が多いようです。

これは、本屋で投資本のコーナーを見ると平積みになっている本が、「初心者でも簡単に始められる株・FX」とか、「サラリーマンでもできるNISA、i-DeCo」といった趣旨のものが多いことから想像がつきます。

楽して儲けたいというのはほとんど全ての人に共通する欲求ですので、そういった本の売れ行きが良いからたくさん発売されるのでしょう。

 

一方で、そもそも投資に回せるマネーが少なければ投資をやっても成果は上がりません。

例えば、「今貯金が200万円あってそのうちの100万円を投資に回そうと考えているのですが・・・」というよくあるケース。

私なら投資はやりません。

まず、自分が病気や怪我で急に働けなくなった時、預金が100万円でどれだけの期間生活できますか?

急に無職になっても当面の間生活していけるだけのお金(生活防衛資金といいます)を手元に確保したうえで、余裕資金で投資を行うべきです。

ですから、上記のケースでやるべきはまずせっせと貯金額を増やすことです。

もう一つの理由は、100万円で投資をやっても得られる利益はせいぜい年平均数万円程度とたかが知れているからです。

 

投資の世界は%(割合)の世界ですから、スケールが大きくなればなるほど儲けるのは簡単になります。

ところが、投資本に「投資で儲けるには、投資に回せるお金が数千万円あると良い」などと正直に書いても、そんな恵まれた経済状況にある人はごく一部ですので、まず売れないでしょう(笑)

投資はどうせやるなら大きくやった方が勝ちやすい、というのは真実ですので覚えておいた方がよいと思います。

 

生涯で最も多くのお金を生み出せるのは仕事です

日本人の平均年収は400万円ちょっとですが、生涯年収にすれば億単位にはなります。

一方、投資で億単位を稼ぐのはよほどの幸運が重ならない限りはまず不可能です。

つまり、通常の日本人であれば生涯で最も多くのお金を生み出せるのは間違いなく本職の仕事なのです。

安易に仕事を辞める前に、その選択で人的資本が損なわれないかをよく検討した方がよいでしょう。

もちろん、自分の将来を見据えて新しいスキルを身につけるために転職をする、そのために一時的に賃金が前の職場より下がる選択をとる、というのは全く問題ありません。

しかし、株式配当で月数万円、Google adsenseで数万円稼げるようになったから仕事を辞める、というのはちょっと飛躍しすぎかなと思います。

 

また、毎月定期的な給与収入があるという土台・安心感があることで、多少のリスクを負った投資にも手を出しやすくなりますが、メインの給与収入を失うと心の余裕を持って投資を行うことが難しくなります。

そして、退職すると社会的な信用がガタ落ちしますので、銀行から新たな融資を引き出すのも難しくなることは忘れてはなりません。

 

インターネット全盛期では、個人が新しいビジネスを始めるハードルが下がった

Google adsenseやアフィリエイトなどを利用すれば、一般人でもブログやホームページなどのメディアを作って情報発信を行い、お金を稼ぐことができる世の中になりました。

副業としてお小遣い程度のお金が稼げればOKという人もいれば、ネットビジネスだけで普通のサラリーマン以上の収入を得ている人もいます。

これは数十年前では考えられなかったことで、インターネット全盛期である現代に生まれた私たちは非常に幸運だと思います。

 

発想力と実行力、胆力があれば新しいビジネスを小資本で立ち上げることができ、SNSやネットを利用した集客も可能だからです。

昔は新しいビジネスをゼロから作り上げようとすれば、人を集める、資本を集める、集客をする・・・これらの全てのステップに莫大な労力とお金が必要で、一個人が行うことは容易ではありませんでした。

何世代にも渡って100年200年単位でコツコツと事業を大きくしていく必要があったわけです。

ところが、今ではFacebook、Youtubeなど、1000億円単位のビジネスは数年で出来上がる可能性がある世の中です。

新しいビジネスが勃興するスピードは急激に加速しており、一般人にもチャンスの窓が広がってきていると思います。

 

ブログやアフィリエイト・・・そのビジネスは20年後も絶対に残っていますか?

実際、私も1月からブログを始めて、まだ非常に少額ではありますが子供のお小遣い程度の収入が得られるようになってきました。

ただし、私にとってこれはあくまで副業という位置づけであって、これをメインに据えるのはハイリスクだと考えています。

というのも、ブログの収入はPV数に大きく依存しますから、運の要素が多分に関係してきます。

要するに他人次第という側面が大きく、自分の力で稼ぎを完全にコントロールできないのです。

また、IT関係は日進月歩ですから、ブログというメディア媒体がいつまで続くかも不透明です。

ブログなんて時代遅れ・・・という時代が来てしまえば全く稼げなくなる可能性もありますから、これだけに自分の生活を賭けるのは私には怖くて到底できないわけです。

これは、仮に将来的にブログで数十万円稼げるようになったとしても変わらないと思います。

 

 

こんな記事も書いています。

多忙な現代人にとって、限られた時間で自分に必要な情報を取捨選択する技術は必須です。

shinkei807.hatenablog.com

 

資産形成で一番大変な時期は、投資に必要なタネ銭を貯めることですが、多くの人がこの段階をクリアできずに躓いてしまいます。

shinkei807.hatenablog.com