Dr.ちゅり男のインデックス投資 

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読む価値のある投資ブログの4つの条件とは?(私の独断と偏見です)

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こんにちは。

今日は、読む価値のある投資ブログの条件を考えてみます。

ブログで誰でも気軽に情報発信ができるようになり、インターネット上には膨大な情報が溢れていますが、実に玉石混交です。

あまりにボラティリティの高い手法を紹介しているブログの内容を鵜呑みにし、真似をしたあげく大損をしてしまっては、後でどれだけ悔やんでも悔やみきれないでしょう。

というわけで、私が考える読む価値のある投資ブログの条件を紹介します。

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 成長国への長期投資で、再現性の高い方法を紹介しているブログを読みましょう

 投資のスタンスは人それぞれであり、絶対的な正解は存在しないと思います。

ただし、初心者が実行できる手法は限られることは知っておくべきです。初心者がボラティリティの高い上級者向けのブログを読んでその内容を鵜呑みにし、大損するケースを実際に私は見てきました。

自分と考え方が似た投資ブログはおおいに参考にすべきですが、そっくりそのまま真似をしてはいけません。

初心者は下記の条件を満たすブログを参考にすべきだと思います。

 

早期リタイアを推奨していない

サラリーマン生活がつらいから脱社畜を目指す、株式配当だけで暮らしていく、ブログからの収入だけで暮らしていくことを目標にしたブログが数多く存在しますが、個人的には早期リタイアは推奨しません。

なぜか?

まずは社会的な信用という点。

マイホームを購入する時に、平均的な年収のサラリーマンでも数千万円のローンが組めるのは何故でしょう?

それは、企業に雇われているということ自体が、長期的な安定した収入が見込めるという信用の元になっているからです(実際にはそうでなかったとしても)。

安易に退職すると社会的な信用が下がって融資を得にくくなりますから、新規のビジネスや開業を考えるうえでは大きく不利になります。

 

次に、投資で得られる利回りはせいぜい年平均数%にすぎないことを知るべきです。

ですから、タネ銭が100万円しかなければ一生大金持ちになることはできません。

あなたが最も安定的に継続してお金を得る方法は今の仕事を続けることです。そして、その安定した収入の中からいかに多くを投資に回せるかが投資で成功するための鍵となります。

 

ボラティリティの高い手法を推奨しない

初心者があまりに値動きの多い投資手法を選択するのは非常に危険です。

投資においてリスクとリターンはある程度比例することを知っておくべきです。

つまり、ローリスク・ハイリターンな投資は存在しないか、仮に一時期だけそういう手法が出てきたとしても、その情報があなたの所まで回ってくる頃にはそこまで旨味がある手法ではなくなっているはずです。

特に危険なのは、あるブログで紹介されている手法が、様々な投資手法のうちどのあたりの位置づけかを理解せずに見切り発車で始めてしまうことです。

リターンが大きな投資手法は派手で魅力的に見えるものですが、まずはリスクをきちんと評価してから取り組むべきだと思います。

 

短期のトレードやFXメインで運用をしていない

短期のトレードや、レバレッジをかけたFXをメインでやっているブログは初心者向けではありません。

一日中パソコンの前に座って株価や為替の動きを注視しながら慎重に売買タイミングを探る必要があり、メインの仕事を抱えている兼業投資家には到底実現不可能な方法だからです。

投資自体が人生の目的になってはいけません。

兼業投資家は、最小限の労力でそこそこの結果を得られる方法を目指すべきだと思います。投資のせいで本業に支障をきたすようでは本末転倒です。

 

日本だけではなく成長国にウェイトをおいて超長期投資をしている

まぁこれは大前提ですよね。

日本が今後超少子高齢化社会を迎えるのは100%確定した未来です。

平成4年から生産年齢人口はすでに減少に転じており、2050年以降には高齢者の絶対数自体が減少する社会がほぼ確実に到来します。

日本においては、自国に投資をしていればほぼ確実に儲かる高度経済成長期のようなボーナス期間はすでに終わっていると考えるべきです。

要するに、昔と違って日本株で勝つこと自体が難易度が上がっていると考えるべきだと思います。

ただでさえ絶対に勝てる手法は存在しない投資の世界の中で、より勝率の低い手法を選択した人は必ず負けます。

 

現時点では、世界の株式市場の鍵を握っているのは米国です

米国は世界の株式シェアの約40%を占める、圧倒的な投資先進国です。

投資に積極的な国民性もあり、投資を巡る環境は日本とは比べ物にならないくらい整っています。

長期に渡って増配を続けている超一流企業が多いのも米国の特徴で、投資で勝てる土壌が整っているから個人投資家が多いともいえます。

もちろん、米国経済も今後は鈍化に向かう可能性が高いとは考えますが、人口動態から考えても日本よりははるかに高成長が見込めるでしょう。

 今後の成長に期待して新興国投資もよいのですが、先進国と比べると株価の変動が激しいです。

また、新興国は通貨危機の発生リスクがあったり、世界的な大不況に陥った時に資金の流出に歯止めがかからなくなるリスクもあるため、より上級者向きだといえます。

 

 まとめ

ボラティリティの高い方法を万人向けに推奨しているブログは危険です。

また、日本の成長には過度に期待をせず、米国を始めとした成長国への投資を検討すべきでしょう。

兼業投資家であれば(ほとんどの人はそうだと思いますが)、最小限の労力でそこそこの結果が得られればよしと考えましょう。

 

 

ブログだけでなく、書籍やSNSなどをうまく使い分けて自分に必要な情報だけを効率よく収集することが重要です。 

www.churio807.com

 

自分なりの投資のスタンスを確立し、投資方針がぶれないようにすることが重要です。

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